紙の本
英語を楽しく勉強
2003/03/22 21:00
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じょなさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語を話せるようになりたい!と思い始めてもう何年も経ちます。今まで、さまざまな英会話の本を買いあさりました。でも、どれも途中で挫折。根気がないなぁと思っていました。
そんな時この本に出会いました。この本の中で、ペーパーバックを読むに当たって、「わからないところは飛ばす」が鉄則です。初級から読む本はきちんと段階を追っていて、ネイティブの子達が最初に読む、単語が1語で、1ページというような絵本からスタートします。わたしもその段階の絵本から買って、トレーニングを開始しました。これが、今までやってきたやりかたの中で一番楽しいのです! わからない単語は飛ばす。辞書は絶対引かない。それでいずれ大人のペーパーバックが読めるようになるのはなぜ?と疑問をお持ちになるかもしれません。その答えはこの本の中にあります。英文を読めるようになっても、聞き取りや、話すことができなくてはダメなのでは?と疑問があるかもしれません。その辺の疑問も、この本で解決です。しっかり対策が書かれています。英語を話せるようになりたい、読書が大好きな方、この本で先生が説かれてるやり方に、賛同されるかされないかは、読んだ方次第だと思いますが、一度目を通しても、決して損にはならない、そんな1冊だと思います。
私もようやく、中学生ぐらいのレベルになりましたが、辞書はもうかなり長いこと引いてないのに、覚えた単語は増えました。だから、面白いです。もっともっとと焦る気持ちを抑えています。
投稿元:
レビューを見る
これを読んでペーパーバックフリークになりました。上達はしていませんが,理解できなくてもなんのその,わからない単語もしらんぷり。とにかく,突進あるのみ。おかげで洋書が結構たまりました。
投稿元:
レビューを見る
タドキストの間では、旧約聖書と呼ばれる名著。英語多読の道が示されている。ペーパーバックが読めるようになりたいという人におすすめ。書かれている内容で、読速については気にしなくていいらしい。
投稿元:
レビューを見る
多読の勧めの本。これを読むと、多読をしたくなります。やさしめの本をたくさん読むといい、というのがうれしい。
投稿元:
レビューを見る
優しいペーパーバッグを多読し、100万語を読む頃には英語が身につく、と主張する本。一理ある。辞書を引くな。難しい単語は飛ばせ。読みこなせなかったら、やめろ。見栄を張らず、等身大で読み進むことが一番難しいかもしれない。後半の記述、冠詞や接続詞の日本語流で解釈も新鮮な発想だった。本書は一読の価値あり。さらに方法論を深めるならば、著者が主催の「SSS英語学習法研究会」のサイトもあり。
投稿元:
レビューを見る
多読英語勉強法の解説書。通常の勉強法より気が楽に進めそう。
結構書き込まれているので、一度目を通したら、段階を進むごとにそこを読み直すのがよさそうです。
投稿元:
レビューを見る
洋書多読を再開するにあたり、まずこの本を再読しました。
最初に読んだのは2003年7月。この本を初めて知ったのはさらに1年前の夏でした。
一度目に読んだときは、ここに書かれている、ペーパーバックをスラスラ楽しく読めるようになるための道筋はどんなものなのかというのをとにかく知りたい一心で、実践編は一所懸命読みましたが、指導法や第2部の理論編などは適当に読み流していたようです。
今回の再読では、一度目よりも落ち着いて読めたおかげで、新たな発見もありましたし、第2部の理論編まできちんと理解を深めることができました。
だからこそ多読の効用を再確認するとともに、やっぱり多読を一からしっかりやっていこうと決意を新たにしました(一度目のレビューにはそうはしないって書いてあるけど……)。
わたし自身、ここで言われている学校英語にかつてどっぷり浸かっていましたし、今でも英語を読んで理解があやふやなときには、和訳してみたり五文型を考えてみたり(つまり文法を考えてみたり)辞書を引いてみたり、思いっきり多読の典型的な悪い例になっていました。
翻訳の課題を訳すときには、そういった細かい分析や調査が不可欠ですが、その前にまず、洋書を楽しく読めることが必要だと思います。
つまり英和辞典に書いてある日本語から理解するのではなくて、英語の芯の部分から、理屈ではなく感覚的に、真の意味が理解できるようにならなければ、その原文のニュアンスを汲み取ってそれを日本語にする作業なんてできやしません。
本書で口がすっぱくなるほど言われている、
1.辞書は引かない
2.わからないところは飛ばす
3.つまらなくなったらやめる
の原則を守って、「はじめに量ありき」という言葉も忘れずに、今度こそは多読を続けていくつもりです。
その際には当然、感想を書くのも簡単に数行で済ませるようにします。いちいちしっかりしたレビューなんぞを書いていては、また疲れて嫌になっちゃいますから。
今回はとにかく焦らずゆっくりのんびり、量を読むことを目的として、楽しむためだけに読んでいこうと思います。いずれは、かなり効果的らしいシャドウイングなんかも取り入れていきたいです。(2007.8.16)
投稿元:
レビューを見る
この本を読んでから私の興味は多読まっしぐら!早速アマゾンで洋書を幾つか購入しました。100万語目指してがんばるぞ!
投稿元:
レビューを見る
ヤバイ
いい本だわ!!!
この方法を一神教のように崇め信じよう!!!
キタコレ!!
キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!
・子供のように言葉を楽しんで覚える
・訳さない
・マラソン式
・多読
・手荷物がない
これだけ好みの勉強法に出会えるとは。
文庫のくせに1000円越えるだけあーる。
多読はやっぱり良いんだな~!
投稿元:
レビューを見る
こちらの本は、まず英語のやさしいレベルから、辞書なしで次々と読んでいき、分からない語はすっとばし、さらにつまらなければ読むのをやめてしまえ、次の本へ行けということを奨励しています。
そんなむちゃな(?)なやり方で、英文の多読を続けることによって、英語力がつくとのことです。
読書と同じなんですね。
投稿元:
レビューを見る
英語学習には大きく分けると2つの派閥がある。
ネイティブと同じようにやれば身に付くよ派と、ネイティブと同じyほうにやっても身に付かないよ派の2つ。
前者の根拠は実例。現に子どもはこうやって覚えるんだからとネイティブの子どものやり方をなぞる。一方、後者はそれを否定する。子どもが覚えるのは頭が冴えまくってる時期だからであって年食った大人が文法も単語も覚えずに英語だけ聴いても覚えられるわけがないと、文法と単語を重視する。
その分け方でいくとこの本のスタンスは前者。前者なんだけど、この本が提唱する考え方は、前者と後者をつなぐことができるんじゃないかなって思う。この、英語量という考え方は。
文法や単語は有用なツールである。だからこそきわめて歪な、日常会話程度の英語もろくにしゃべれないのに、抽象的な評論文を理解することが可能な、英語力が身についてるんじゃないだろうか。
ネイティブなら少しずつ英語量を蓄積することによって理解する文章を、文法と単語を使うことによって一足飛びに理解する。理解はしてるんだけど、それを操ることはできない――
というカンジで文法や単語を重視する派にとっても英語量という概念は薬にはなっても毒にはならないだろう、とか思ったんだけど、前者からしたらそれを認めることはできないのか。
文法や単語で一足飛びに理解できてるのは、ひとえに、日本語脳を使うことで理解しているだけなんだから。インタプリンタ。やたらと文法や単語をunlearnすることを強調してたのもそういうことか。書いてて、今更ながらに、理解する。
ま、興味もったし、とりあえずやってみようとは思う。
投稿元:
レビューを見る
洋書を多読していく上で挫折する前にガイドが必要であろうかと思い購入。もうすでにツライのですが…。読みながら和訳してはいけない。辞書を使用してはいけない。わからない単語は飛ばして読め。「そんなことしたら内容がわからんじゃん」という疑問をこと細かに説明してくれている。わかった気がする…。無理せずにやさしい本から読んでいきなさいということ。学校の英語教育を完全否定していて「じゃあ今までの勉強はなんだったのさ」と言いたいところだが、あまり勉強しなかったので異論はありません。参考にして洋書を楽しみたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
とにかく易しい本から英語を読む。
100万語というのは30冊程度。
どのくらい効果があるか自分で実践するのみ。
投稿元:
レビューを見る
洋書が難なく読めるようになりたいと思い、手に取った本。自分の読み方とは全く違ったので、とても参考になった。多読を1人で始めようとすると、お金がかかることも分かった。図書館などをうまく利用できるなら、一番易しいレベルから始めたい。
投稿元:
レビューを見る
単なるペーパーバックの読書案内でもなく、ましてやノウハウ本でもなく、かなり深い「日本人のための英語習得論」。そうなんですよね、我々日本人の多くが英語がイマイチ苦手なのは学校での「教え方」の問題以上に、そもそも「接した英文の絶対量が圧倒的に足りない」ためなんですよね。
良書です。
読むと…もちろんペーパーバックが読みたくなります(笑