紙の本
勧められて
2017/04/17 16:59
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投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いからと知人に勧められて読んだ。
話長いし、ページが全く進まない。
ダラダラと半分くらいまでは読んだが、リタイヤ。
話を合わせるためにもラストを読んだが、フーン。
今度、他の本を勧められたらどうしよう。
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先日のエドガー賞の最優秀長編小説部門でノミネートされ、おしくも賞を逃した作品。人物、行動の描写が非常にリアルなので、その場面場面が頭の中でもリアルに創造される。リアルに創造できる分、嫌悪するところもあるがラストまで飽きることなく読める作品。
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普通の主婦が、あることを切っ掛けに、パート仲間の夫の死体をバラバラにする。そんな行動に走らせたものは何か。静かに狂い始めた日常の中で、四人の主婦がどうなってゆくのかハラハラしながら読みました。
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深夜の工場で働く、普通の主婦たちがある日入りこんで
しまった迷宮…それは死体を切断することだった。
閉鎖された生活から逃れるように、彼女たちの犯罪は加
速していく。
名探偵も、人並みはずれた能力の持ち主も出てこない、
あくまでも「普通の主婦」を主人公にしてここまで犯罪
小説を書けるのはすごいと思いました。
弁当工場で働いたことのある人はわかると思いますが、(私も一瞬だけ働いたことあるけど)
あの行き詰まり感を見事に描いているところも素敵。
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英語版「OUT」がMWA賞(エドガー賞)にノミネート!
↑この記事がデカデカと載ってたのは確か1〜2ヶ月前のNewsweekなんですが、、私が読んだのはもちろんこの英語翻訳版ではありましぇん(言うまでもないか…ぷ 講談社文庫から上・下で出ております) 確か去年?一昨年?でしたか日本映画化もされて話題になってましたよね。本屋さんでもよく見かけて手にとってみたり〜だけど…「ええ?!死体処理?バラバラ?」うぐぐ〜〜私小心者なんでスプラッタはキライなんですぅ(-_-; ジェイソンみたいなのも全然見てないくらいで、、出来れば血を見ないのが望ましい。気持ち悪いのはキライだあ〜〜! …と言う訳で読んでなかったんですねえ ホホ しかし先日この作者の「錆びる心」を読んだら面白かった。そっちは「血」どころか死体もあんまり出てこない。(短編集なので中には出てくるのもありますが)題材は犯罪の「なぞ解き」じゃなくて、人間の心のなぞ解きなんですねえ〜 もしかしたらこの作者はいけるのかもしれないなあ(なんて今更ですか?へへ日々不勉強なもんで…)と思いまして〜〜それにアメリカ人が喜ぶ本て、どんな?という好奇心もあって、、読んでみました。
うわあ〜長い前置きだ!( ̄w ̄)
でぇ(やっと本題!)やはり細部が卓越してますね。実にいろんなタイプの「底辺でうごめく」人が出てくるんですが、その描写が鮮やか。「ああ〜!いるいる」ってかんじで…気がつくと自分の中にもいたりする(ドキッ) 話としては「何も死体解体が出てこなくても」というかんじでヒジョウに非現実的なんですが、人物たちは非常に現実的な訳で〜 うーん、そんなシチュエーションに陥ればそうなるのかもねー って? まあたぶん描きたかったのは現状から逃れたいと思いながらも何らかの理由でがんじがらめの人たちの心理・閉塞感なのであって、たまたま「仕事」を完璧にこなそうとしたらこうなったということなのでしょう。(そこがまた現代的サクセスへの皮肉でもあったりして?)
結末は…ちょっと意外?でもまあ考えてみれば予想通りとも言えるのかもしれないなあ(謎)結末もゲッというほどハデで非現実的〜でありながら、ある意味ハッピーエンド
…という不思議。自分自身と現実に真っ向から向きあって真摯に対処する人は報われるという訳か?精神的にはね…?うん、そうでなくちゃね(てなんのこっちゃ?ハハハ)
ところでコレ、映画もありますが検索してみたら「原作と違い過ぎる」という不満たらたらのコメント多数でしたので見ないことにします。(-_-;
まるで別物だと思えば(原作を読んでなければ)面白いそうです。。
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弁当工場の夜勤パートの主婦が夫を殺す。
パート仲間が彼女を庇ってしたことは...
どこまでも救いがなく 鬱々と暗い話である。
舞台が夜勤という 闇の中であるということさえ 象徴的に思える。
人が人としてあるまじきある境界を越える時。それはどういう時なのだろう。
満たされぬものを抱えた独りの人間が それを越えるのは 案外あっけないものなのかもしれない。
隣に住んでいても 全くおかしくないような、もっと言ってしまえば
自分かもしれないような主婦達が抱える 心の闇。
読み進むに連れ 逃れられなくなり 引き込まれながらも 暗澹たる気分にさせられる。
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2002/7/3〜よみはじめました。
〜2002/7/22読み終わりました。
うんと、面白かったです。
っつーか下巻に続くしね、どうなるのかまだよくわからないが・・・。
でも、テレビのドラマ化されてたからその時の田中美佐子とか渡辺??がつい
役柄敵に出て来てしまって駄目だわぁぁ。
ま、ドラマは初回をちょっとだけキッチンから観たくらい程度なんで
内容は解ってなかったのが救いデス。
後半につづく・・・
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弁当工場で働く主婦達。何故彼女達は、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?
なんとも言えないドキドキした気持ちで読みました。
他の人はどうなのだろう。
下巻も速攻で読んでしまいそうです。
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ドラマや映画にもなった話題作、このミスでも1位を!
ってなわけで読んで見たわけですが、面白いです。殺人描写とかトリック描写(トリックといえるのかどうかだけど)よりも、人物描写が中心で、メインとなる主婦4人以外の周辺の人間もちゃんと立っています。
日常から突然非日常に変化してしまう主婦たちの心境や行動などが仔細に描かれています。
非常に面白いです。
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下巻も有ります。主婦が犯す罪・・・ はいいし、展開も構想もいいと思うが、ラストがなあ(;´д` )。詰めが甘いね>桐野
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4人の主婦それぞれの個性がきっちりと描かれているので感情移入しやすい。「邦子」←かなり苛立ちます!!
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深夜の弁当工場で働く平凡な4人の主婦。その中の一人・弥生が夫を殺害してしまう。雅子をはじめとする仲間の主婦達は彼女の犯罪を隠蔽しようと夫の遺体をバラバラに…。「女」である雅子が「生きる(活きる)」のを阻む巨大な見えない「壁」。閉塞感と絶望の中にあった彼女は、弥生の事件を機にその「壁」に挑んでいく。「女」を縛り付けているあらゆるものからの「開放」を夢みる主婦達の行き着く先は…。作品自体は面白い。特に前半は引き込まれる。が、「今までこれ程強烈な嫌悪感を感じた作品はない」。これが読了直後の感想だった。当時の私には、雅子の「絶望」が、これほどの事をしてしまう「動機」になりうるものなのか納得できなかった。それから数年、世の中の不条理も痛感した今、ようやく雅子の心理が解り始めてきたが、やはり嫌悪感は拭えない。「開放」へのアプローチ方法が私には受け入れ難いものだから。ここまで自分のモラルを破壊し、良心を捻じ伏せる事ができる雅子はある意味凄い。平凡な私にはとうてい真似できない。
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すんごい前にドラマ版を見て、ふと原作が読みたくなった。文章で読む方が怖い。映画版で賠償美津子は師匠役のようだけど、どっちかっていうと雅子のイメージ。
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だいぶ前に買ってなかなか手を出していなかったが、ようやく読了。人物がどんどん出てきたが、すっと読んでいけた。下巻の展開は大筋見えたけど、はやく続きを読みたいと思わせる。
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知り合いの先生がすごくプッシュしてたので読んだ。しかしイマイチ理由がわからず。外国ではこういうのが評価されるのかな。。