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紙の本
内容紹介
2004/03/15 18:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の家には、伝統的に受け継がれてきた豊かさが多くあります。本書はこれらの豊かさを、現代住宅から徐々に姿を消しつつある25個の言葉として拾い集め、その歴史と変遷を、近代日本建築史を専門とする著者がやさしくひも解いたエッセイです。
たとえば、「大黒柱」、「縁側」、「上がり框」、「格子」、「襖」…。それらひとつひとつの言葉に、木と紙と土という自然の素材だけで作り上げた家に住み、四季折々に自然と共存しながら暮らしを営んできた、日本人の知恵が込められています。こうした言葉を、その表わす意味によって「仕切り」「しつらい」「素材」などの章で分け、それぞれの言葉が指すものが家の中でどのような役割を果たし、また生活の中で何を担ってきたのかを豊富な写真とともに綴っています。「住まいの言葉」という切り口で描く、日本の生活文化の原風景。25編のストーリーを通して、しきたりを重んじ、自然とともに生活を営んで
きた日本人の、美意識と合理性を感じていただけることと思います。
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