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古い版、石川年さん翻訳の角川文庫で読んだ。「くぐり戸」は傑作だ。タイトルが「扉についたドア」に変わってしまって違和感。山本周五郎の時代小説「その木戸を通って」も味わい深い”不思議小説”である。併せて読みたい。
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この作品が120年前というのに驚く。表題作以外も、ドラえもんは全てここにあると言っても過言ではない。
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タイムマシン目当てで読みましたが他の短編もおもしろかったです。「タイムマシン」「新神経促進剤」「奇跡を起こせた人」「くぐり戸」が好きです。特にくぐり戸がメリバで素晴らしかったです。大好きです
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表題作のみ読んで積読と決めた。(もう読まないので読了のカテゴリーには入れた。)この時代に書かれた他の小説にも似たような特徴があるので、当時流行していた書体なのかも知れないが、ひとりの人が追憶式に物語るその作風に退屈さを感じた。会話形式ではなく、風景描写もなく、語る者が主観的に色々感じた事を述べている。現代のスピード感あるテレビ、映画の世代には退屈だと思った。
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タイムマシン、盗まれた細菌、深海潜航、新神経促進剤、みにくい原始人、奇跡を起こせた男、くぐり戸の短編集。おもしろかった。
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【内容】
時間旅行、海底世界、身体高機能化薬など。
古い作品ですし、何らかの目的がある人でなければお薦めしません。
7つの話で構成される短編集です。
【類別】
小説。
サイエンスフィクションですが、ファンタジーの印象も受けました。
【表現】
やや堅めの文章です。
しかし取り扱っている内容は難しくないので構えずに読めます。
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HGウェルズの名作中の名作
僕が今までに読んだ本の中でトップレベルに好き。
時が経っても色褪せることなく輝き続けている素晴らしい傑作。
人間が最期まで持ち続ける人間らしさとは・・・
今、思い起こしても涙がでそうになる。
この本は短篇集だけど、上記の評価は表題の「タイムマシン」についてです。
多くの人に読んでほしいと思う本。
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タイムマシンは文句なしの傑作だと思う。
全く古さを感じないどころか新しいとすら思った。ただ登場人物が極端に少ないため独り語りな文章に読みづらいと思う部分もあった。
それ以外のお気に入りは「くぐり戸」
水木しげるの「丸い輪の世界」という作品にそっくりだった。
その時を逃せばいつ入口が現れるか分からない異世界に惹かれながらも出会う時はいつも大事な時で入るのを逃してしまう。次こそは次こそは。
その先の異世界は実在してもおかしくないと思わされてしまった。
タイムマシン
盗まれた細菌
深海潜航
新神経促進剤
みにくい原始人
奇跡を起こせた男 -散文による四行詩-
くぐり戸
解説 タイムマシンの転生 中村融
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何度と無く映画化され、リメイクされたSFの古典中の古典を含む短篇集。トム・クルーズ版の写真が添付されているが、未来人のイメージが、本文と違いすぎるのでなかなか微妙。
短篇のほとんどが、伝聞か自分語りになっているのは、時代から考えてもしかたのないところだろう。そこがまず若干読みにくいと感じるところではある。
表題作だけでなく、他の作品でも「時間を自由に操る」というテーマが出てくるので、その辺をメインとするのかな?通常の1000倍以上の動くことが出来る薬を飲むと、摩擦のためにまともに動けないなど、全編に渡り100年前のSFの割に科学的根拠からのオチにつなげているのは、非常に好感が持てる。
表題作に戻ると、800万年後だっけ?生命はほとんど滅びた後に出てくる謎の生物など、普通の「未来に行くタイムマシン」作品よりも吹っ飛んだ発想には度肝を抜かれる。人類が(少なくとも)2種類に進化するなんてのは、方向性の違いこそあれ、楳図かずおの「漂流教室」と沼正三「家畜人ヤプー」と同じような発想。藤子不二雄のSF短篇などにも影響が大きいのであろう。
その他、ショートショート的なものなど、大胆な発想に親しみやすい展開の作品ばかりだが、いかんせん訳が単語の直訳という部分が多いのは痛い。少なくとも、改行などを入れることで、もう少しわかりやすい文章にできるのではないかと感じる。
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かなり昔に読んだので内容はほぼ覚えていない。昔のSFなのでかなり不条理に終わっていたような気がする。
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だいぶ前に読んだのですが、やっぱり素晴らしかった。ここからどれだけの人が影響を受けて時間旅行の物語を生み出したでしょうか?
SF小説がお好きならぜひ手に取ってみてください。