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ファンタジーの中では一番好き。しっかりと分かりやすいけれど引き込まれる魅力がある。何度読み返しても飽きない。
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読み応えのある本を読んだ感じはしました。内容も深いですし。
でも、皆が言うほど、めちゃくちゃ面白い・・とまでは、いかなかったかな?
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燃え立つような赤毛と深い海色の目をした、アーチェルド国の姫トリーナ。
戦好きの父王カリードが、伝説の剣に守られて長く平和を保っていた美しい隣国ベランドラを滅ぼし、娘へのみやげとしたのは、不思議な光をたたえる水晶の玉と、ベランドラの王子ランドンだった。
だが、水晶玉によって目覚めた先見の力のせいで、トリーナは思いもかけない運命の罠にはまってしまう。
陰謀うずまく故国を逃げ出し身をやつした先で、王の中の王と呼ばれるダーミスに力を貸しながら、トリーナは幸せだった幼い日々に友情をつちかったランドンの姿を水晶玉の中に探す。
一方、ランドンは故国を失いながらもさまざまな試練に打ち勝ち、自らの目的達成のために突き進んでいた。
はたして、ふたりに平穏な日々は訪れるのだろうか、そして、失われた伝説の剣の秘密とは?
オーソドックスな物語で、平易な言葉でつづられているのに、話の中身は濃く、劇的な展開が待ち構えています。
そういった意味で読みやすいので、ファンタジーの入門書ですね。(王道とも言えます)
結末で私は感動して、泣けました。
この結末は誰にもジャマされずに読みたいものです。
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中世を思わすような時代設定。
王女トリーナと、元は隣国の王子だったランドンを軸に話が展開。
トリーナはかつて父がランドンの故国から奪ってきた水晶玉を手に
してから、未来や遠くの出来事が見える力を持っていた。が、父王を
暗殺した裏切り者の手から逃れ、身分を隠し田舎でひっそり暮らす
ようになる。幼い頃楽しい時間をともに過ごしたランドンもまた、陰謀
により国を追われていた。
全く別々の暮らし。お互い想いながらも、会うこともなく年月を過ごす。
だが複雑に絡む運命に導かれ、二人は再会。苦難を乗り越え幸せに。
情景や心情の描写が丁寧で、読んでいて気持ちが寄り添える。
二人はいつになったら会えるの?とヤキモキしたり、何とかして苦境を
乗り越えて欲しい!と思わず本気で応援したくなる。
児童、YA向けだけど、読み応えありです。
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時間の流れのせいで少しピンとこないところもありましたが、文章が良いのか後味のいい王道ファンタジーです。
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学生の時に読んだが、再読。
皆さんのコメントのように勧善懲悪の王道ファンタジー。
再読すると悪役が最後の最後であっさりやられすぎでは、と思うがまぁこんなものでしょう。