おちばひらひら みんなのレビュー

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さわがにのこどもの、ちょきたん。いつも　おかあさんといっしょでした。
ある日、おかあさんが　ちょきたんにいいました。
「さあ、きょうから　ひとりでくらすのよ」
秋がくるから気をつけて、秋は寒い冬をつれてくるのよ、っておかあさんがいったけど、秋ってなんだろう？
ちょきたんが、おにいさんカニに聞いたら、秋ってきれいだよ、って。
秋って何色って聞いたら、ちょうちょは、黄色、あかとんぼは真っ赤だよって教えてくれました。
やがて、赤や黄色の落ち葉でいっぱいになって、これが秋なんだなって、ちょきたん。
そして寒い冬がやってきて・・・。
季節の移り変わりが見事に写しだされていて、自然と夢がいっぱいの親子で楽しむ観察写真絵本です。

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写真絵本なので、リアルの世界を知ることができる。カニの親子とともに秋を探しに行くお話。カニの親子の写真がメインなので、紅葉の写真集のような表紙からは、ちょっと違う印象の内容かもしれない。でもカニの親子もかわいい。

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緑の森の谷川に住むサワガニの子ども、ちょきたんを主人公にした自然の風景溢れる写真絵本。
季節は夏から秋へ、まだ小さいのにお母さんからあっさりと一人立ちを告げられてちょっとびっくりしたけどこれが自然界なんだなぁ。別れ際お母さんから聞いた〈秋〉についてあれこれ想像するちょきたん。
やがて谷川の周りが赤く黄色く染まり、ちょきたんと一緒に目の当たりにする秋の美しさに目を見張る。
偶然にも園で落ち葉を使った制作をした6歳の息子は、お話そっちのけで色鮮やかな落ち葉の写真と昼間の制作の話に夢中だったw

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「秋ってどんな色なんだろう？さわがにのちょきたんはまだ秋をしりません。ちょうちょは、きいろだというし、あかとんぼは、まっかだというし…岩の上で秋をまって、たしかめることにしたちょきたん。秋をみつけることはできるのかな？おはなしの中に、自然と夢がいっぱいつまった、観察写真絵本。３歳から。」

（「自然☆きらきら」シリーズの『さわがにべんべ』の写真と、物語を読むようにカニを観察するというスタイルが親しみやすくて、かがくえほん初心者にはとてもよかった。なのでこのシリーズはいろいろと読んでみたい）