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紙の本

「書斎」をテーマにしているがゆえに古びていない

2010/08/03 23:37

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 出版関連を中心に、デジタル関連、知的生産に関する著作も多い紀田氏による、パソコンを導入した「デジタル書斎」のあり方を考える本。

 2002年に出版された本だが、意外なほど古びていない。それは、パソコンのハードウェア、ソフトウェアについてが半分、残り半分はその周辺の情報を取り上げていることにあるのだろう。周辺というのは、机、椅子、照明に始まり、ペンや手帳、カバンに眼鏡、更には100円ショップの文房具など、アナログな道具の選び方、使い方。こうした部分は今でも通用する考え方。
 一方でデジタルの話題は、既にして懐かしい。例えば、辞書のCD-ROM。1990年代から2000年代の初めにかけて、様々な辞書や事典がCD-ROMになって販売されたのを記憶している。もちろん今でも一定の需要はあるのだが、今や多くの人がインターネットの辞書サイトや検索で無料で調べていることを思うと、時の流れを感じる。他にも、これは1980年代の商品を振り返った部分だが、マッキントッシュと接続できる腕時計があったらしい。なにをするのかといえば、「腕時計の中に電話番号や時刻表などのデータを蓄えることができる」(p.216)もので、データウォッチと呼ばれていた。少し前ならPDA、今なら携帯電話が担う役割を、腕時計に持たせていた時代もあったというのが興味深い。もっとも、「あまり売れなかったのか、すぐ市場から消えてしまった」(p.216)そうだが。

 こうした道具についての話に止まらず、物事の考え方についても参考になる部分が多数ある。「アタマを使えばなんでも知的生産というわけではなさそうだ。『創造的』というところがポイントなのである」(p.240)とか、「重要なことは、文章にするという一事である。なぜなら、『発見』には多少なりとも感動がともなっているからだ。感動はさめやらぬうちに文章にしてしまわなければ、永久に失われてしまう」(p.242)とか。

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2009/06/21 16:50

投稿元:ブクログ

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