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植村さんが冒険の途中、公子さんに宛てた手紙。
体の弱い妻を気遣いながらも、公子さん以外には語らなかった生々しい肉声。
冒険家の妻として夢中で暮らした10年間の植村直己物語。
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登山に行っている最中に妻に書き綴った手紙集。
東京に居るときは豆腐屋で働く妻に養ってもらう、なにもすることのない男になる。
でも山では沢山のことを感じて、沢山の時間が膨らんでいって、その爆発するような瞬間が離れ離れのときにこそ生まれる様子が、人間らしくて、尊いと思う。そういう愛され方をしてみたい。というより、そういう愛され方でいい。
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メールもなくインターネットもない時代、世界の僻地(誰も行かないような場所)に行き、家族と連絡を取り合うというのは、ものすごく膨大なエネルギーを必要とする事なんだろうな、と思った。
また、これだけの情念を溜め込めるからこそ、どこかに向うことがでたのだろう。
奥さんのことが好きすぎる。
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冒険家ではない、ただ、奥様に甘えている普通の男の手紙です。
それがまた、素晴らしい。
きっと本人は公開して欲しくなかっただろうなー(笑)手紙ってそういうものだ。どこにでも居るただの夫婦。素晴らしい。
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最後の公子さんの2ページが それまでと同じくらい いやそれより尊い このページのために 読んでよかった。
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これ、他人の私が読んだらあかんやつやんと思ったけど最後の奥さんの後書きで「うん、許してもらおう」って思った。奥さんにハグしたい。
あと愛犬家は読んではいかんと思う。