紙の本
この本が絶版だからDXに失敗する
2023/02/17 09:07
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投稿者:けんろ~ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「デジタル・トランスフォーメーション」なる標語が喧伝され始めた際、その説明を見ると、この本の唯の焼き直しなのが歴然でした。
「さいきん」は「新しい」とは限らない、の典型です。
これの翻訳ハードカバー版が日本で出たのは1993年です。
今言われるDXとは、この本に書かれている事を当時より便利になったICT/IoTで、お手軽に実装しているに過ぎません。
(この2つも「高嶺の花」で当時から原型は存在してました。)
DXで何をすべきかは、全部この本に出てます。DXはビジネス・プロセスを「リアンジニアリング」する処から始まります。
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大学生のときのだな〜これも。とにかくこういうやつ読まなきゃ見たいな雰囲気で手当たり次第読んでたな。ほとんどの本がどこか行っちゃったけど、いくつか残ってる。『ハマーアンドチャンピー』て・・・名前は面白いけど、当時BPRとかそういうの知るのに役立った気がする(たぶん)。
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Blueshift Global Partners社長、渡辺千賀氏が
経営に興味を持つきっかけとなった本。
「IT達人の仕事術」で紹介されていたので手に取ってみた。
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リエンジニアリングとかBPRはよく使うけど本当の意味ははじめて知りました。原典を読む事は大切ですね。
組織形態を考える上でとても役にたちました。なによりもこういうほうが楽しいとおもう。
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ITストラテジスト試験用にかるーく読んでみました。
日本企業が抱えている課題について書かれており、その後リエンジニアリングについて書かれいます。
後編ではケーススタディも掲載されているので読みやすくはなっています。
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BPRってなんだろう?
ビジネスプロセスを可視化して、無駄をさがし、改善していく手法・・・。
そうなんだけど、この本で言いたいことってそれだけじゃないような。
この本で出てくる事例には、もうドラスチックにビジネスを変えている。
改善とかレベルじゃなくて、それは普段からやってくれ、そうトヨタみたいに。
そうでなくてリエンジニアリング革命なのだから、革命なのだから、もっとこの業務なくして自動化するとか、やらなくても大丈夫にしちゃうとか。
それが、BPR。
古い本ですが、久しぶりに読み応えのあるビジネス書でした。
って、アンテナ低すぎ。
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リエンジニアリング…1990年代において魅力的な経営用語。
2人の著者がとなえ、ルイス・ガートナーでさえ、『Who Says Elephants Can't Dance?(巨象も踊る)』のなかで、リエンジニアリングが果たした役割を高く評価している。
リエンジニアリングの言葉のうち、エンジニアリングに興味が引かれるのは理系の性か。
『理系白書』を読んで以来、エンジニアの立場を懸念し、逃れてきた。
リエンジニアリングは理系を救うのか、やはり救わないのか…
***
本書の中で良かったのは以下の3点。
>シンプルにすべきなのは、プロセスを構成する個々の局面ではなく全プロセスである
>”いくつ”のユニットが完成したかではなく、どれほど”うまく”成し遂げられたかに基づき、仕事が評価される
>リエンジニアリングは、複雑に入り込んだ状況を解決し、拡大しすぎたプロセスを簡素化する機会をリーダーに与えるものだ
一番上は、研究でも使える。
『簡単に、単純に考える』という羽生善治さんの名著と同じ!
木を見て森を見ない、ということにならないように、全プロセスをシンプルにする。そして、考える余地を残しておく。
是大事。
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お前にたりないもんを補ってくれる・・・ってな理由で上司からすすめられた本の一冊。ビジネスプロセスリエンジニアリングってやつが、ふ〜んと体感できる本。もう10年前なのか〜
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ビジネス・プロセス・リエンジニアリングについての古典的名作ともいうべき本。従来のアダム・スミス流の機能別分業化の限界と弊害を分析し、顧客への価値創造という視点から業務プロセスを再構築すること、そういったリーンなプロセス構築をトップダウンで実行することの重要性を力説しています。日本人はカイゼンなど部分最適化するのは得意ですが、全体最適化そしてそれを一般化、モデル化して概念的に説明しようとする点は米国人に学ぶ点が多いと感じました。翻訳にしてもほとんど不自然なところが少なく読みやすかったです。ただ、今では"情報技術"は"IT"の方が通りがいいかもしれませんね。
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根本の業務プロセスから変革を起こす。
顧客への提供価値から考える。
顧客が求めるものを提供できているか?
その改革案は業務に焦点を当てているか?測定可能か?業界の競争のありかたを変えるものか?
人間は変化を好まない、去るものがうまくいかないと言わなったら失敗を疑う。
組織体制も改めて考える。マーケティング課は本当にいま必要な事をしているか?
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久しぶりに再読。いわずとしれた、BPR(Business Process Reengineering)の元祖、ハマーの本。
BPRという言葉は、既に手垢がついた感じだが、真の意味でのBPRが本当にできているのか、再度考えるきっかけにしたいと、読みなおした。
顧客志向に基づき、ゼロベースで業務を、プロセスという単位で、再構築することの重要性が述べられている。
さすがに事例は古いと感じるが、今、多く実施されているBPRは、「コスト削減」が最優先されており(もちろんこれは重要だが)、「顧客志向」という観点を、ともすれば忘れがちなのではないかと思った。
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「リエンジニアリング」 この言葉を聞いて思い浮かぶことはなんでしょうか。恐らく大半の人はダウンサイジングと結びつけ、「改革管理」にネガティブな意味を付与してしまっていると思います。リエンジニアリングとは何か、本当の意味を知ることも良いかと思います。
下記、併せて読むと良いと思われる書籍を紹介します。
・『Leading Change』John.P.Kotter
・『ザ・チェンジ・マスターズ』ロザベス・モス・カンター
・『Managing Transitions』ウィリアム・ブリッジズ
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90年代に流行したBPRの本。組織でなくプロセスに着目することで、単なる業務改善にとどまらない抜本的かつ劇的な改革を行う、と。その具体的な手法として、情報技術の導入、細分化された業務の統合と権限の配分、それらを有効に機能させる多能工、といったところが挙げられている。アダム・スミス以来の伝統的な管理パラダイムとは真逆をいく新たなパラダイムとぶち上げている。
正直なところ、これが当時どの程度新しいものとして評価されたのかよくわからない。プロセスに着目という点も、個々の施策も、現代から見れば当たり前のものであまり新鮮味がない。その当たり前はBPRの登場のお陰なのかそうでないのか。少なくとも、アダム・スミスを更新するパラダイムというのは少々大げさかな、と。
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1万円の決済をするのに1万円以上かかるような会社にお勤めのみなさん(会社員でない方はちょっと信じられないかもしれませんが、このような会社は世の中にいっぱいあります)、ぜひこの本を読んでみてください。ドラッカーも「価値を増大させない活動を廃止しても、顧客が失うものはない」、「進行性の病は、静観することでは治らない」といっています。部分最適が事業部内においてさえ根絶できない会社が、今やらなければならないことは、改善では、再構築です。