紙の本
食いしん坊バンザイ
2002/12/26 10:23
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投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
未訳だった、ロフティングによるドリトル先生シリーズの1冊。
ドリトル先生が研究に忙しいため暇をもてあました家族の動物たちに、ブタのガブガブが食べ物に関する怪しげなウンチクや寓話の数々を夜ごとに語るという形式のお話です。他のシリーズ作品で断片的に紹介されてきた、ガブガブの食に関する情熱であふれかえっています。
とはいえ、ドリトル先生やその家族が積極的に冒険をしたりするわけではありませんから、食をテーマとした夜話集としても読めますが、他の話をあまり読んでいない人には少し物足りないかも知れません。今までに刊行されたドリトル先生の物語を何度も読みかえし、別の新しい話も読みたいと待ちこがれていた人にこそ与えられるべき本ではないでしょうか。
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井伏さんの訳だったらもっと面白かったかも。ガブガブによる物語。ドリトル先生シリーズが好きな方は是非。
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へぇ、ドリトル先生シリーズに番外編があるのか、と何気なく手に取ったが、これが面白かった! こういう“誤算”は嬉しい。特に小石のスープの挿話は、面白かったのでその部分だけ長女に話したところ、何度も聞かせてくれとせがまれた。シリーズのストーリーには全く触れられていないので、1作でも読めばこの本はオススメ。ガブガブファンになること請け合い。(2008-02-23L)
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大好きな児童文学、ドリトル先生の番外編。子豚のガブガブによる食べ物説話集と、その朗読の様子をお馴染みトミー・スタビンズ君の視点で描いている。
全20巻にも及ぶガブガブの「食物百科」は馬鹿馬鹿しいようで、食べ物の大切さを説いており、感動的である。特に最後のピクニック叙事詩は壮大で牧歌的な雰囲気と、戦争の愚かしさが描かれており、読み応えがある。
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ドリトル先生の番外編。
あひるのガブガブの話を中心に短編10話。
固有名詞、パロディ一覧があり、英和辞典で調べろとのこと。
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楽しく読みました。
途中、ロフティング氏の遊び心なのでしょう、言葉遊び的なところがあったようで、イギリス文化に疎い私には読みづらかったのですが、それは気にせず読み進めたほうがよいようです。(そういうところまで読み込むとまた面白いのでしょうね!)
最後に王さまが田舎紳士として生きることを選んだところ、何とも言えない切なさを感じました。
ガブガブ、ロフティング氏大好きです。
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少し前にブクログでみかけてアレ?番外編なんてあったんだ、と図書館で借りてみました。なんだかガブガブが理知的で違和感(笑)先生が居ないからか。
ドリトル先生の家族の中ではアヒルのダブダブがなにせ大好きです。なんか良いですよね、あの家政婦。ガブガブが大好きなパースニップって日本ではあまり知られてないよなあとかそんなことを思いました。それにしても彼が結構哲学的でびっくりです。
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ほんとは☆100億!
サラダドレッシング博士おもしろ~い!
読んでたら、おなかすいてきちゃったよ
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ドリトル先生の番外。本編と同じ様に翻訳者泣かせのパロディ造語が多い。今回はガブガブが主人公なので食べ物のパロディ造語がたくさんある。全体を通すストーリーがないのでちょっと読みづらかったけど、最後の3話の、人々においしいものを食べさせるために国家予算を使ってより国を豊かにする、グズル二世王の物語は、ロフティングの平和への思いを感じた。
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ドリトル先生の家にいるブタのガブガブが、自分の書いた「食べ物語」を朗読するという番外編。イヌのジップもサルのチーチーもみんないいヤツらだなぁ、ちゃんと聞くんだからこれを。(笑)オウムのポリネシアは文句つけながら聞くんだろうなぁ。
国書刊行会から出版されるまで、この本、存在すら知りませんでした。シリーズ全巻読破した上級者はもちろん、マストの一冊です。この本だけ読んでも面白いですね。
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懐かしき“沼のほとりのパドルビー”。
夕食後に暖炉の火を囲んでお話を楽しむ動物たち。
愚痴るダブダブ、賢いポリネシア、冷静なジップ、無邪気な白ネズミ
ガブガブの「食べ物語」も面白いが、突っ込みながらも温かい会話のキャッチボールが楽しい。それだけでもう満足。