投稿元:
レビューを見る
30年以上前に書かれた話なので、現況とは多少異なる部分があるが、医療業界の問題点を鋭く描いている事には変わりなく、今読んでも得るものの多い名作。
有名な最後のシーンは必読です。
投稿元:
レビューを見る
25年ぶりにドラマでよみがえった不朽の名作。大学病院という閉鎖的な環境で、医師という偉大な職業とはかけ離れた「教授選」という醜い争い。マスコミに期待され、権力欲に燃える財前助教授の裏工作、金に糸目はつけない財前の義父、そんな財前の恩師でありながら、教授にはさせまいと翻弄する東教授。醜い争いが始まる!
投稿元:
レビューを見る
ちょっと怪しげな大阪弁が多数出てくる所が壺。彼女の作品では「沈まぬ太陽」や「大地の子」では里見的な人物が主人公なのに対し、あえて悪役的な財前が主人公な所に医療の難しさを感じた。がんばれ柳原君。
投稿元:
レビューを見る
常に時代のタブーに挑戦する作者の鋭い着眼点と人間考察がすばらしい。 随分前に書かれたもので財前教授と同世代の読者は相当の高齢者になるはずだけど、両親の時代を思い出しながら楽しんで読みました。
投稿元:
レビューを見る
まだ1巻しか読んでないけど、はまるなー
かなり今さらですか。
頭の良い人の文章ってやっぱり簡潔で読みやすいな。
投稿元:
レビューを見る
テレビで放映された内容と時代背景が違うので
また違った面白さがありました。
長い年月を隔てた今読んでも
十分楽しめる一冊です
投稿元:
レビューを見る
ご存知、山崎豊子の代表作です。文庫版1巻は、教授選の候補が決まるまでですね。このころはまだ、財前先生もおとなしかったなあと言う印象を受けます。
投稿元:
レビューを見る
ドラマですっかり有名になった「白い巨塔」。ドラマもいいですが、ドラマを気に入った人にはぜひ原作の小説も読んでもらいたいです。山崎豊子の圧倒的な取材力、人間の生き様の描き出し方に感心するばかりでした。
投稿元:
レビューを見る
全5巻。私が好きなのは田宮版の白い巨塔で、DVDも全巻もってます。昔の映画も名画座で見ました。とっぷりはまった作品。
投稿元:
レビューを見る
大学病院内の政治的地位の獲得に野望を燃やす外科医財前、そして患者の治療にのみ力を注ぐ里見。二人が織り成す葛藤と医学界のタブーに鋭くメスを入れる名作。
投稿元:
レビューを見る
懐かしいなぁ。カレシと付き合いたての頃、借りて読んだな。内容的には面白かったけど、一気に読まないとダメね。3巻で挫折した。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに1巻を読み返しました。詳細に描かれる手術のシーン等は本当にすごい。まるで、その場で見ている感覚になってしまう。あらためて、すごい作家だぁー、と思い直してしまいました。
投稿元:
レビューを見る
1巻っていうか、全部で読んだ。医学じゃないけど軽く勉強してたのでおもしろかった。人間ドラマってかんじ。(笑)
投稿元:
レビューを見る
全巻一気に読みました!!最初はなんか難しそうだなぁ〜と思っていたのですが・・とにかく面白いです!!読みやすいのにオペのシーンなど臨場感あふれる描写ができるなんてやっぱりすごい作家さんだと思いました!
投稿元:
レビューを見る
いわずとしれた財前教授です。ぎらぎら脂ぎっているような権力欲がいいですね。しかしながら、こういった権力欲の裏にある悲壮感も相当なものです。当の本人も、それにあやかろうとする周りにも、滑稽なまでの権力への執着がみられます。「ある事柄への執着」という意味の滑稽さと、一身を賭すすがすがしさは、何も政治的権力欲求める人間にだけでなく、ひたすら事業・利益の拡大に邁進する経営者・職人・スポーツ選手にも共通している気がする。本人をしても「なぜ、そこまでして」の問いには、「そこに求めているものがあるように思えるから」しかないのだろうなぁ。実際そこには何もないんだろうけど、希望や期待が大切なのです。あれ?白い巨塔の話のつもりが・・・