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塔子という子が心の中でつぶやく「わたしをばかにするなよ」のところ、なんてすがすがしい悪態なんでしょう。しかし、なんといっても塔子の友達ちひろが私はとても気になります。とてもいやな女ですが、自分に似ている。自分が不幸だと思ったときのちひろが考えることがぞっとするほど私の真実でした。
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自分の目の前に理想の王子様が現れるのを待ちつつポジティブに生きている里子さんの生き方が凄く好き。ただそんな里子さんも目の前に王子様が本当に現れたら、どんなことをしても好きな男を手に入れたいと思い、秋代(島村)のような風になる可能性もあると思うとちょっと怖い。
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魚喃キリコさん好きなんですがこれとハルチンが俺の中では群を抜いています。誰もが4人の主人公の中に自分を見つけることができるでしょう、男女関係なく是非読んで欲しい一冊です。
・・・高いけど。
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初めて読んだ時痛すぎてどうしようかと思った。でもこれってきっと普通にありえることで。個人的に里子が好きだ(笑)気楽に、でも期待していたい。
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近頃なんの悩みもなくちゃらちゃら生きている私には重かった。へこんだ。
でもこういう側面(というかなんというか)がどんな女の子にもあるのでは、という感じ。
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魚喃作品のなかでは一番明るい。明るいという言い方は適切ではないかもしれないが、「次へ」という未来への気持ちが、珍しく表現されていると思う。
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あたしはホテトルの女に凄い共感した。
すごいあたしもチャッカマンみたいに恋をするから。
でも心の中は相当深くその人を思ってて、突然我慢出来なくなる…。
不器用で、普通な3人の女の子のお話です。
読んでみて下さい。
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男の俺がコメントできる漫画じゃない。ぜひとも女の子に一度は読んでほしい漫画。きっと大切な一冊になると思うんだ。
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表紙のマーブルもようは登場人物の胸の中だ。色々な感情が溶けて混ざって、常に変化している。
「イヤな女だけどあたしに似ている」女の子が出てくる。
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何度読んでも泣くoナナナンさんの作品は、行間を読む、とゆう感覚o細かい描写がとても好きo秋代さんが大好きですo切なくて、痛くてo
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それぞれ違う女の子なのに、どれも自分と重なる部分がすごくすごくあって、ああ、こういうことだったんだ、って自分を再確認した感じがした。
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わりと起承転結がはっきりとしてるので、初めて魚喃キリコを読む人にはいいかもしれない。魚喃の中で一番好きな一冊です。
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淡々と流れて行く時間の中で覚える違和感や言い知れぬ寂しさ、苛立ちを良く表した作品。
傍から見ていると幸せそうな人々も、本当はそれぞれ悩みながら生きていて。
繋がってるように見えるものはとても脆いもので。
それは決して特別なものじゃなく、誰にでも起こりうる日常の中の痛みです。
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各々立場も考え方も違う登場人物がそれぞれ主人公になった短編が交互に並べられている。この作家特有の切なさや痛みのようなものは変わらず表現されているが、今までには登場しなかったようなお気楽で妄想気味のキャラクター里子は目新しい。上記のキャッチコピーから感じられるような叙情的な物語に、里子のエピソードが加わることで広がりを与えている。里子のノリは「ハルチン」に受け継がれ、そこではさらに高野文子的なとぼけた味わいを出している
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ナナナン読むときは心して。
生きるのってしんどい。
でも、楽しいフリして生きていて、ワタシはつらいことには気がついていない。でもナナナンに気づかされる。