紙の本
美とは何だ
2017/08/13 22:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一話のモネの絵の落ち着き先を思うと藤田は「美のための美とは本当に美しいのか」という疑問を持っているのかもしれない。ただ名も無い絵でも愛してくれる人の元に行くのが絵の幸せなのかも。
投稿元:
レビューを見る
ある種の変人であるが才能にあふれた人間はとても魅力的です。
アウトローで普段はダラダラしている主人公、しかし美を見抜く審美眼、また美を愛する心は誰にも負けない!
きゃ〜しびれるあこがれる〜
投稿元:
レビューを見る
フェイクを扱う画廊、藤田
しかし裏では 真作を売りさばくブローカー
修復の腕も超一流
読んでいると 芸術とはなにかと考えがかわるでしょう。
【1〜20巻】
投稿元:
レビューを見る
超一流の修復技術を持つ男が営む「贋作を専門に扱う店」が舞台です。
表には出せない品が行きかうのと同時に、そこには必ず人間のドラマがあります。私の美術作品に関する知識の半分はこのコミックから得たものです。
投稿元:
レビューを見る
美術関連を全然知らなくても何となく知ったつもりにさせてくれる。あくまでつもり。
ただ美術関連に限らず芸術は興味ない人から見たら、とても退屈なものなのに題材にして惹きこめるのはある意味とてもみりき(何故か変換でk)溢れている漫画。
投稿元:
レビューを見る
元メトロポリタン美術館の学芸員という肩書きを持つ、うさんくさい裏家業的な美術商のお話。
落ちぶれた感じであれど、美術品、芸術品に関する姿勢はマジです。
美術品に対してちょっと勉強になります。
サラとの関係がブラックジャックとピノコみたい☆
投稿元:
レビューを見る
好きだ。骨董品や絵画などの美術品の知識もちょっと増えたりして。地方の祭り、和紙、根付、日本画、洋画、修復に至るまで。ブラックマーケットと表舞台と両方が描かれます。フジタが格好良いです。個人的には地蔵さんと絡むときのフジタが好きです。
投稿元:
レビューを見る
無人島に1シリーズだけ持ち込めるとしたらこれを選ぶ。
なんだそのシチュエーション。
発売から大分経った今もトイレのお供。
投稿元:
レビューを見る
現在文庫版第5巻まで読了中。
西洋絵画系は、ちょっとふざけすぎてんじゃないかい?っつう突っ込み入れたくなるとこもしばしばですが、
東洋系、日本の工芸品系は少しずつ知識を入れながら見られるので
ためになるかな。
投稿元:
レビューを見る
表向きには贋作専門の画廊を営むが、裏では真っ当な商売では手に入らないような真贋を扱ったりする藤田が主人公。
文庫版は23巻まで。
美術の知識が広く浅く簡単に解ります。
この漫画を入り口に、小難しい美術品の理解が少し進むやも。
話は少年漫画のような無理矢理なワクワクする展開も残しつつ、美に対する向き合いかたや、説教くさい人生観も展開する主人公がかなりアウトロー感たっぷりで魅力的です。
投稿元:
レビューを見る
雑学トリビアの楽しさと、教養としてのアート気分とドラマとしての面白さを併せ持った名作。
これを小説でやっても盛り上がらないし、テレビではかえって安っぽくなりそうだし、漫画にしかできないことをやっていると感じられてニッコリ。
5年ぶりに読み返してみたら、ドラマの部分はさすがにやや荒さが目立つところもあったけど、その他は健在。
投稿元:
レビューを見る
知的で 美的で スリリング。
こんな世界が あったのか?! と ウナルこと、マチガイナシ。
あなたの知らない、異次元の扉を 開けてくださいマセ!
きまぐれ図書館のレビューはコチラ
http://ameblo.jp/kimagure-library/entry-11432561196.html
投稿元:
レビューを見る
※1巻だけでなく「ギャラリーフェイク」という作品全般に関する感想。
ちなみにAmazonのレビューは、文庫本(全23巻)の方も元々のコミックス(全32巻)から引っ張ってきているので、収録内容にズレが生じる2巻以降はレビュー内容が掲載内容に合っていないので要注意。
かつてはNY・メトロポリタン美術館で働き「教授(プロフェッサー)」という異名を持つ程の天才学芸員だった藤田は、今は東京で贋作専門の画廊「ギャラリーフェイク」を経営している。
画廊経営の裏で、盗品やワケ有品を扱いブラックマーケットにも通じている藤田だが、今でも美術への深い造詣と卓越した修復技能を持つ美の信奉者である彼の元には多くの芸術作品と事件が持ち込まれるのだった…。
原田マハの「楽園のカンヴァス」を友人に薦めたところその返し?として推薦されたのが、「アート版ブラックジャック」とも言うべきこのマンガ。
今まで何故まったく知らなかったんだろう…(ホント、タイトルすら聞いたこと無かった…)。全くこの作品を知らずに人生を過ごしてきたことに後悔すら感じた(笑)。
美術について思う存分薀蓄を語っているのに、まったく教科書くさくならない面白さ。もちろん、あくまでもフィクションなので、扱っているテーマも実在の芸術家・作品・団体と架空の存在が混在しているので、鵜呑みにしてはいけないのだけれどね。
扱う内容も著名な美術作品から、美術館経営や美術品ビジネスにまつわる話まで手がけていて、てっきり美術大好きマンガ家が半分趣味で始めた作品なのかと思いきや、実は作者である細野不二彦氏は連載開始当初は全くの門外漢だったそうで。。。このリサーチ量には感嘆。
まぁ、途中から相当ネタ切れに悩んだのかかなり間口を広げていて、いわゆる正当な美術とはカテゴライズできないものも多く扱ってたけど。
連載開始時点から数えると、もはや20年以上昔のマンガなのに今でも面白く読める。ここ最近、会う人みんなに薦めてる作品。
投稿元:
レビューを見る
同じアート漫画の「ゼロ」がゴルゴ13寄りなのに対してこちらはブラックジャックに近い気がする。
話のバラエティさに加え菱沼さんのような一癖もあるようなサブキャラの多彩さが魅力です。
投稿元:
レビューを見る
芸術系でいちばん印象に残っている。清濁併せ呑みながらも、最後は憎めない藤田の魅力がよい。美術の知識がふえました。