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「漫画少年」物語 編集者・加藤謙一伝

「漫画少年」物語 編集者・加藤謙一伝 みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価5.0

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

漫画を愛するすべての人に

2009/06/19 12:44

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱせりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 藤子不二雄A先生の「まんが道」を読まれた方にはおなじみの雑誌「漫画少年」。
 数多の漫画家を輩出しすでに伝説でありながら、国会図書館にすら3冊しかないという幻の雑誌です。

 本書はその「漫画少年」を生み出した名編集者加藤謙一氏の息子さんによるもので、いかにしてこの雑誌が手塚治虫を含む超一流の漫画家を世に出しえたかが書かれてあります。

 それは漫画に対する明るい愛情と、世の宝たる子供の教育への熱意がぴったり合わさってこその奇跡であり、漫画の黎明期に加藤氏のような名編集者が居合わせたことはまさに僥倖であったと思いました。

 加藤氏の信念を持って一つのことをやりぬく清らかさには、頭が下がる思いです。


 手塚治虫が加藤氏の葬式の際に受付をかってでたことや、寺田ヒロオ(テラさん)が「漫画少年史」を編纂した際に借用した雑誌に火事などもしものことがあってはならないとしてストーブの使用すら控えた、といった「漫画少年」を愛した人たちのエピソードも満載で大変読み応えがあります。

 漫画を愛するすべての人に読んで欲しい本です。

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紙の本

加藤謙一と言う名編集者の魅力と雑誌・書籍の編集という仕事の魅力を伝えてくれる本

2007/04/22 19:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫を初めとするトキワ荘世代の漫画家を好きな人たちならば、「漫画少年」と加藤謙一の名はすでに有名すぎるくらいの雑誌とその編集者であろう。
その加藤謙一の息子が、父親のことを書き綴った本だというのだから、これはもう読むしかない。今まで漫画家たちからしか語られることのなかった事実が語られているかもしれない。そして、そこには今の日本の漫画の隆盛ぶりの理由となるものが語られているのかもしれない。
しかし、ここに語られている加藤謙一という人は、単に日本の漫画の礎を築いた人としてではなく、明治生まれの高い志を持ち、その志で生涯を貫き通した人として存在していた。
もともと教師を志し、一旦教鞭に立つこともあったのにもかかわらず、そこから雑誌などの編集者へと転進していく姿が、親友や家族の記憶や証言から語られていた。そう、加藤謙一は次代を担う子どもたちが興味を示し喜ぶものを作り上げて教育を行っていこうと言う理想を持ち、それ故に児童向けの雑誌を作ろうとしたのだった。
この理想が、現実の中で様々な変転の後に「漫画少年」という雑誌を生み出すことになるのだが、加藤謙一の人生を俯瞰してみると「漫画少年」はわずかな時間をかけた雑誌にしかすぎず、編集者としてはむしろ「少年倶楽部」や「講談社の絵本」などの方が重要な出版物のように思えてくる。
そういった意味では、この本のタイトルよりも副題「編集者・加藤謙一伝」の方が内容をよく伝えていると思うし、著者である息子さんも父親が単に漫画雑誌の編集者であったということよりももっと重要な出版物を手がけた名編集者であったということを語りたかったのではないだろうか。
もともと『東京人』という雑誌に載った文章をまとめたもので、漫画のことを余り知らない人も念頭に置かれて書かれていたようで、漫画好きには今更と言う話もいくつかはあったが、そのようなことを気にさせないくらいに編集者という仕事の魅力を伝えてくれる本だと思う。

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紙の本

「伝説」の漫画雑誌の知られざる真実

2008/10/19 05:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 オレが生まれる前に無くなってしまった雑誌だが,それでも「漫画少年」(学童社)と言えばある種のノスタルジックな感情をかきたてられる。手塚治虫が「ジャングル大帝」を描き,藤子不二雄(ここはコンビ名を書きます)や石森章太郎(これも旧名),赤塚不二夫などがその投稿欄に集った伝説の雑誌なのだ。

 本書は,その「漫画少年」の発行人であり編集長だった加藤謙一の生涯を,ご子息の加藤丈夫氏が綴ったもの。タイトルは「『漫画少年』物語」となっているが,それに先行する戦前の「少年倶楽部」(講談社)を含め,いま口にすれば即ギャグとして受け取られそうな「面白くてためになる」雑誌を子供たちに供しようとした一人の熱血漢の物語だ。

 1896年,青森県弘前市に生まれた加藤謙一は青森師範学校を卒業して教員となる。お仕着せの教材に飽き足らず,教え子たちのためにガリ版刷りの小冊子を作ったところこれが大変喜ばれた。若い謙一は「これを全国の子どもたちに……」と燃え上がって突如上京,「大卒でなくても採用してくれる」というので講談社に入社する。

 彼の熱意と才能はすぐに野間社長の知るところとなり,数ヶ月後には新雑誌「少年倶楽部」の編集長に抜擢される。同郷の作家・佐藤紅緑(サトウハチロー,佐藤愛子の父親)を説得して連載小説を書かせ,田河水泡を発見して「のらくろ」を大ヒットさせる。オレもガキのころ散々作った「厚紙を切り張りして作る模型の付録」も彼の考案だそうだから,現在も続く少年雑誌の原型はほとんどこの人の手によるものなのだ。

 戦後「国民の戦意を煽った」ということで公職から追放され,妻・昌を社長にして学童社を設立,「漫画少年」を発行する。「伝説」に反して商業的には成功しなかったこの雑誌は,しかし前述のように数多くの才能を発掘した。1975年6月に彼が亡くなったとき,手塚治虫は「少しでもお役に立ちたい」と葬式の間中受付に立ち続けたという。そうしたエピソードを含め,全ての漫画好きに読んで頂きたい逸話満載の好著である。

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紙の本

漫画少年ができるまで

2003/03/15 17:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こんばやし - この投稿者のレビュー一覧を見る

藤子不二雄Aによる「まんが道」にも頻繁に登場する雑誌,漫画少年。
正直,この本を読むまでは普通のどこにでもある漫画雑誌と同じと思ってましたが,その考えがガラッと変わりました。

漫画少年刊行は,元々少年倶楽部の編集長だった加藤氏が,戦後GHQに戦争荷担者・戦争犯罪者として公職追放処分を受けたところから始まります。
そこから妻を社長とし,自分はサポート役に回り,学童社を立ち上げ,家族総出での漫画少年作り。

ここまで読んだところで,なんだか目頭が熱くなりました。

その後,手塚治虫,寺田ヒロオ,藤子不二雄,石森章太郎,赤塚不二雄等,漫画創世記お馴染みの面々が登場し,漫画少年は,好調期,低迷期,廃刊と波瀾万丈の雑誌生涯を終えます。

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