紙の本
民族対立の起源を感じる
2004/04/15 14:38
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投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語を読むと、小数民族の哀しみが
重く伝わってくる。
神の守人として登場してくるのが
少数民族としてロタ王国の歴史上抹殺されてしまった
タルの民の少女アスラだ
バルサは、アスラを自分の少女のころと
重ね合わせてしまう。
アスラは猟犬カシャルたちに命を狙われるが
それを阻止しようと動き始めるバルサやタンダ
アスラと兄チキサを少数民族のいまわしい者としては見ず
暖かく包んでくれるような人物の登場がうれしかった
バルサが追っ手をまいたあとで立ち寄った商家のおかみマーサだ。
カシャルでありながら、アスラを殺さずに
彼女の異能者としての能力を封じ込めようと
思い始めるスファルもまた奥深い。
続編ではアスラは救われるのだろうか
Yanの花畑
紙の本
やっぱり最高!
2003/03/05 23:36
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投稿者:たつまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
序章の数ページを読んだ瞬間、胸が騒いだ。
まるで映画のような映像がうかび、風の匂いを感じる。
期待するまい、と思ってはやる心を落ち着かせて読みはじめた自分が
間違っていたことを知る喜び。期待をはるかに上回る高揚感がわきあがってくる。
それは、先を読み進むにつれますます弾みがつき、もう誰にも止められない。
シリーズ最新作が最高傑作。そんな言葉が頭をよぎる。
「守り人」シリーズのファンの人も、読んだことのない人も、おもわずのめりこんじゃうこと間違いなし!
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実はこれも全部読めてません。ごめんなさい。でもこのシリーズの世界観は本当に好きです。アジアンテイスト?『闇の守り人』がイイ!
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通称『守り人シリーズ』4の上巻。武芸者として、もう若くなくなったバルサが、旅の途中で出会った兄妹。幼い妹に宿った恐ろしい力を巡る争いに、次第に巻き込まれていく。……何かに目がくらむと、人は本当になにも見えなくなると言うことが、感じられます。
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児童文学と言っていいのか悩むところです。政治とは、宗教とは、そして人、1人の命の重さ。たくさんの大切なことが織り込まれている作品です。
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2006.01. バルサが帰ってきた(しかも上下編で)。謎の少女アスラは神の子なのか。アクションシーンが見事!読み応え充分で手に汗を握ってしまう。
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女用心棒バルサの最新刊。バルサ、かっこよかったです。しかし今回は強敵でした。すべてをゲームの駒のように動かす女策謀家シハナ。個人的には、嫌いではないです。彼女には彼女の確たる信念があるから。ただ目的のために個人の尊厳をふみつぶすやり方が、やりすぎだな、と思います。非保護者のアスラが、人形から、自分で考える人間へと変化するさまが良かったです。
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<守り人シリーズ>4巻その1。バルサがであったのは、母を殺された兄妹。彼らの周りには、なにやら暗い影が・・・。
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守り人シリーズ。このシリーズで最初に読んだのはこの本でした。かっこいい女の人がでてくるのは大好きっス!!!
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アスラとチキサ。 二人の悲惨な運命を辿っている幼子。 特にアスラ。
二人を守るバルサが、とにかくカッコいい。
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バルサが逃げる逃げる。
とにかく逃げて逃げて逃げ続けます。
…確かに子供2人はキツいよね(笑)。
でもやっぱりバルサは強いと思う。技術的にも、精神的にも。
―――アスラとチキサ。二人は神か、災いか。
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彼女の作品は大好きです。
児童文学に括られている割には、描写や世界観が残酷かな、と読みながら思うことがあります。
でもちょっと考えてみると、残酷なのは描写じゃないなって気づく。
彼女は人間そのものに非常に肉薄した描写をしているだけで、残酷なのは人間の心の中に潜む一面で、それをただ正確に表そうとするとこうならざるをえないみたい。
彼女の魅力はもちろんそれだけではないのだけど、これを読んでたらなんとなくそんな風に思ったので。
後半が楽しみです。
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逃げるバルサ、攻守入り乱れる追撃隊。上巻なので話は始まったばっかり。今までで一番困難な闘いになりそうな予感。どうする、バルサ?
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守人シリーズ5。その体に何者かを宿した少女とその兄を守ることになったバルサ。それは国の創生の物語に絡み、宗教や現在の国の争いにも巻き込まれていく。/この物語をどう収拾つけるのか?楽しみ
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バルサってそういう子供に縁がある人の設定なのね。でないとお話にならないけど。
自分にしてもらいたかったことを子供にしてあげちゃうのかな?まだ寂しいのかしらん。