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ミルトン屋敷の謎 みんなのレビュー
- エニード・ブライトン (作), 三津村 卓 (ほか訳)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:実業之日本社
- 発行年月:2002.12
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紙の本
五人と一匹が、村に起こる事件の謎をチームワークで、次々と解いていきます。
2003/02/04 18:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:作務 - この投稿者のレビュー一覧を見る
始まりは火事。春休みのある夜、西の空が真っ赤にそまっているのを見つけた、ラリイとデイジイのきょうだいは、急いで服を着替えて見に行きます。途中で友だちのピップと妹のベッツにも会います。火事現場には巡査のグーンさんがいて、「子どもたちはどいとれ!」と怒鳴っています。子どもが嫌いなグーン巡査は、いつもこう怒鳴るので、子どもたちは、『どいとれ』さんとよんでいます。そこに犬を連れた同じ年頃の男の子が現れます。
次の日4人が、「火事の原因は誰かの放火だそうだ」と、話し合っていると、昨日の犬と少年がやってきます。両親と休暇を過ごすためホテルに泊まっているファットと飼い犬のバスターです。頭のいいのを自慢するファットをちょっと嫌だなと思いますが、みんなで、誰が犯人か調べようと話し合います。一番小さいベッツも仲間になって、五人と一匹探偵団が生まれました。
ベッツ以外は寄宿学校に通っていて、長いお休みに村に帰ってくると、みんなで集まります。夏にはファットもこの村に越してきます。長い休みごとに一つの事件を解決します。
始めはみそっかすだったベッツが、実は観察力や記憶力に長けていて、思いがけないヒントをだしたりします。ものわかりのいいジェンクス警部は子どもたちの良き理解者です。
一話ごとに訳者が違うのと、毎回登場人物について説明があったりするのが、ちょっとまどろっこしくて、読みにくい気がしますが、主人公のキャラクターがはっきりしていて、謎解きもわかりやすいので、3年生位から男の子も女の子も楽しめそうです。
1964年に同じ出版社から出されていた本が再編集されました。3つの話(3冊)が1冊になって、「首飾りのゆくえ」と2冊同時に発売されました。装丁は大人っぽく厚さもあるので子どもが手にとってくれるか、ちょっと心配ですが、帯に「お母さま、お父さま、ご家族で楽しく、そして心地よくお読みください」とあるように、家族で読んで楽しめる本かもしれません。「『ハリポタ』ファン必読書」ではないけれど、ローリングが子どもの頃に読んでいた本かもしれません。
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)
紙の本
楽しいだけじゃない
2016/07/28 14:28
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
お馴染みの5人に向ける著者のやさしさが印象的だった。一方で厳しい家庭教師のように、子供たちの成長を願う気持ちも伝わってくる。
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