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ブラックジャックは出てきません
名医も出てきません
大反響・話題沸騰のリアルを追求した医療ドラマです
主人公の斎藤は何の力もない研修医です
医者、病院、医学・・・
人の生活にに馴染み深いはずなのに、そこはあまりに隔離された世界です
矛盾を見過ごせず、やりきれず、必死の抵抗をする斎藤の奮闘がよりリアルに描かれています
イロイロと考えさせられる作品です
斎藤や患者、医者達が不意に発する一言がガツンと胸を打ちます
泣けますよ
「海猿」の佐藤秀峰氏の作品
絵や表現にかなりアクがあって、人によっては受け入れづらい面もありますが、
必死なところの描写なんかがこの作品に非常にマッチしていると思います
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4巻だけ家にあったので読みました。4巻って。ベビーER編(だっけ)のところだけって。そして号泣って。泣きながら息子のおむつを替えるオレ。しかも深夜。怪しすぎです。
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ベビーER編完結。三巻からの内容にはっきりした答えはない。考え続ける事が答えになる。
「僕がお前のお父さんだよ」この言葉を将来生まれてくる自分の子どもに言うことが出来るのかな。
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生まれた赤ちゃんはダウン症だった……
命を真正面から問う骨太のリアル医療ドラマ、社会的大反響!
その双子は4年間不妊治療を続けた結果の、待望の我が子……のはずだった。突然に障害児の親となった田辺夫婦は、我が子をこのまま死なせてくれと斉藤と指導医・高砂に乞うた。
説得できなければそれも仕方がないとする高砂に斉藤は反発する。親が我が子の命を決定する??それは許される事なのか?何が親を支配し、何が高砂にそう思わせる?
新生児科と日本の現実に斉藤が熱くなる!
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ベビーER編の続き・・・
斉藤くんは、相変わらず走ってるな~
なんかテンション高すぎ、勢いありすぎて、読むの疲れてくるな~
で、最終的にあ~ゆうラストで良かったのか?
ちょっと、都合が良すぎるんじゃないかと思った。
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ベビーER編続き。
うーん。
途中から、主人公の斉藤くんに腹が立って仕方がなかった。
そんなに物事単純じゃないし、聞きかじりの正義を振りかざしているだけのような気がして。
親は、現実を受け止め、一緒に生きていく。
一緒に生きる覚悟のない人間の暴走は、不愉快なだけ。
苦しいんだよ、愛してるんだよ、一生懸命自分のエゴと闘ってるんだよ。
とはいえ、患者(患児)の側にこんな風に徹底的に立てるのはすごいこと。極論だけれど。
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20111118
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「生まれた赤ちゃんはダウン症だった……」
その双子は4年間不妊治療を続けた結果の、待望の我が子……のはずだった。突然に障害児の親となった田辺夫婦は、我が子をこのまま死なせてくれと斉藤と指導医・高砂に乞うた。
説得できなければそれも仕方ないとする高砂に斉藤は反発する。親が我が子の命を決定するそれは許される事なのか? 何が親を支配し、何が高砂にそう思わせる?
新生児科と日本の現実に斉藤が熱くなる! (漫画on webより)
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未熟児の双子として生まれてきた我が子を受け入れられない夫婦の話が完結。
「生まれてきた命は助けたい」「子供達は生きようとしている」――「今助かったとして、その後は誰が育てるのか?」「親権停止を申し立ててでも手術をして命を助けることが、その子を救うことになるのか?」――「だからといって、今目の前で死にゆく命を見殺しにしてよいのか?」
簡単には答えが出ない問題の数々を突きつけられる。きっとたくさんの医師が、自分の中で問いつづけ戦い続けているんだろうなと感じた。
障害があるかもしれない我が子を受け入れられない両親のことも、安易に責めることはできない。1000人に1人というダウン症児の生まれる確率……「理屈じゃないからこそ、子供を生むっていうことができる」 本当だな。リスク計算をいちいちして子供をもうける夫婦がどこにいるだろうか。ましてや、それが不妊治療の間中ずっと望み続けた我が子だったとしたら。
「もちろんパーフェクトベビー願望は不妊治療を行っていなくても親なら大抵誰もが持っていて、同時に、生まれてくる子どもが先天的な障害児である確率も一定の確率で存在する。」 wikipediaより。
双子の父親も母親も、決して冷酷で非人間的な人物というわけではない。苦しい不妊治療を乗り越え、やっと待望の子供が手に入ると思ったときに突きつけられた現実。周囲からの圧力。罪悪感、自責。二人はそれぞれに葛藤し、苦しんでいる。
病院へ母乳を届けに来た母親の言葉が印象的。どうしても母乳が勝手に出てくる。まるで、自分の身体までもが「母親になれ」と強要してきているかのよう――。
やがて双子の兄は亡くなり、障害を持った弟だけが残される。一旦は離婚した両親それぞれの決意、フィクションだとわかってはいるのに、その先の彼らに幸あれと願わずにはいられなかった。
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NICUで産まれた双子の赤ちゃんの弟は、検査の結果ダウン症であることがわかった。さらに、腸閉そくのため手術が必要だという。
その宣告を受けて、双子の両親は意見が分かれ、すれ違って行ってしまう。父親は手術依頼書を書くことを拒否するが、斉藤はなんとか手術ができるように働きかける。その姿に徐々に動かされていく高砂と看護婦。
衰弱していく弟に呼応するように、兄も母乳を吐き続け、高砂が父親を説得している間に心不全で死んでしまう。
命とは何なのか、未熟児たちにとって「生きる」ということがどれほど困難であるか、痛いほど突き付けられる。
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子どもを産むこと、育てることについて考えさせられた。出産のリスクも踏まえて子どもを持つかどうか考え、リスク斉藤のように子どもを助けようと思うお医者さんに任せたいと思う。
まだリアルな気持ちで考えられないが、私もこの母親と同じようにするのではないかな。そんな気持ちを持ち続けたい。
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2012 11/30読了。iPhoneの無料アプリで読んだ。
2-4巻までいっき読み。
勝手にもっと「がんばったけど誰も救えませんでした」的な絶望的な話なのかと思っていたら、主人公の境遇はどんどん残念な感じになっていくものの、ちゃんと患者さんは救えていることが多くて少し安心した。
心臓病の患者さんの笑顔のエピソードとか、不覚にも。少し。
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難しい。
法律でも医療でも介入出来ない、生命の世界。
ジレンマ、葛藤、サイン一つで変わる子供の生死。
「光とともに」って漫画で障害の子供について読んだけれど、それ以前に生死すら分からない子供もいるんだな、と思った。
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この回の話は、奥が深すぎてものすごく考えさせられる回でした。
不妊症の夫婦が、どうしても子どもが欲しくて体外受精。結果、妊娠し出産に成功するも生まれた子は、双子で未熟児、しかも弟はダウン症に合併症を患っている。
父親は、ダウン症の子どもは差別される、その子がこれから生きていくことを考えるとここで安らかに眠らせ悲しみは全て自分で受け持つのがよいのではないかと真剣に悩む。
医者は障害があろうが救える命は救いたいと色んな方法を考える。
母親は、自分がお腹を痛めて産んだ子ども、母乳も出るし、嫌でも母親を意識する。当然生かしてあげたいけど父親の言い分も分かるだけに悩む。
子どもは未熟児でも必死に生きようとする。
全て者が間違ってない答えだけに迷う。
最終、父親が考え抜いて出した答えは、これから辛いかもしれないが、我が子にも自分が見た素晴らしい景色を見せてあげたいという答えに涙が出ました。
人間はみんな自分が可愛く、自分に都合がよくないものを近づけたくないと思う。その思いから差別は生まれるかもしれない。
それは至極全うな考えである。
人とは違うことそれは個性、神様が選ばれし者に与えた試練、考え方で見方は変わる。
無知は悪なのか、広く考えられるようにしたい。
事実は一つ、考え方はいくつもある。
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双子の弟が衰弱していきますが、父親は手術に承諾しようとしません。そんな中、赤ちゃんを助けようとする斉藤の姿が指導医の高砂や看護師の皆川を少しずつ動かしていきます。そして、手術を承諾しようとしない父親もまた、誰よりも子どものために心を痛めていることが明らかになっていきます。
しかし、斉藤たちの説得にもかかわらず、父親は手術を拒否し続け、ついに斉藤は自分自身の手で手術をおこなうことを決意します。そんな彼の姿に、高砂も後先を顧みず手術承諾が得られたと偽って小児外科に手術の依頼をします。
今回は、医療の現場だけでなく、障がいのある子どもたちを迎え入れる社会に対しても重い問いかけを投げかけた巻だったように思いです。
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第3巻の後半に続き、未熟児で生まれた双子の話。
障害のない兄の方がなくなってしまう。
障害のある弟の腸閉塞の手術をするかどうか。
両親の葛藤は続く。
障害をもって生まれた子を育てられるのかどうか。
障害のある子が、一人で生き抜いていけるのかどうか。
正解はない。
自分なりの答えを考え続けるしかない。
問い続けるしかない。