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紙の本
テロリストが生まれる背景がわかった
2003/01/10 02:12
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投稿者:もんた - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界貿易センタービルのようなテロはなぜ起きるのか? いや、そもそも人はなぜテロリストになるのか? 日頃感じていた疑問を解き明かしてくれた一冊。
全篇を通じて、徹底的な取材の積み重ねで、アルカイダに連なるテロリストたちの個人史を、客観的に浮かび上がらせようという努力がうかがえる。それでいて、まるで小説のようにテロリスト達の生きざまが浮かび上がってくるのは、舞台となる国々の描写が巧みなせいか。著者は、エジプトのカイロでの特派員経験もあるというのが納得できた。
圧巻は、処刑されたエジプト人テロリストの供述調書をもとに書いた第2部。
やや残念だったのは、本の装丁が地味なことか。
テロについての類書の中では、群を抜く出来だと思う。
紙の本
「憎しみ連鎖」の原点をテロリストの生き様に見る
2003/01/07 04:21
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投稿者:国際政治研究者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスラム過激派の実像を追った異色のノンフィクション。
ビンラディンを操るようにしてアルカイダの基礎を作り上げたのは、エジプト人医師、
ザワヒリだった。そのザワヒリの半生を親類や友人、裁判記録などをもとに描いている。
さらに、第二部として、アルカイダネットワークの一員になるまで20年間、諸国を逃亡しつづけた一人のテロリストの生涯を克明に描いている。
第三部は、9月11日の同時多発テロをめぐって今なお続いている捜査当局と逃亡者グループの壮絶な闘いがテーマ。テロリストの実像を描くことで、問題の根源に何があるのかを問う作品となっている。
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