サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

お年寄りと絵本を読みあう みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

お年寄り向きの絵本だってある。「介護」についても考える本。

2016/04/07 14:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「一緒に読むことの大事さ」。それは幼児相手の時ばかりではないことを教えてくれる一冊でした。

 子どもとの接し方として「絵本を読みあう」は大事な手段だと認識されています。小児病棟で「読み聞かせ」を続けてきた著者は、自分の祖母の入院をきっかけとして「老人にも読み聞かせ」を始め、「お年寄りとの交流にも」と考えるようになりました。本書では一緒に読んだ幾つかの本の内容も具体的に紹介しながら「こんな反応があった」などの事例が紹介されます。ホームに看護に来た家族のエピソード、著者の詩なども交え、老人との関わり方を綴っていきます。

 老人の、それもかなり御歳を召して少し記憶がほぐれはじめた方などは特に、違った時間の世界を生きているように感じることがあります。それは、若い人が中高年を、子供が20歳以上の人を見ても思うことかもしれないけれど、接し方に戸惑うこともある。それでも、心を通じ合わせる方法はきっとある。絵本を読むことも一つの手段に入れて良いようです。
 絵本を「読んであげる」のではなく「読みあう」こと。「読みあう」ことが目的ではなく一緒の時間を過ごす事。大事なのはなにか、を考えさせられました。子ども、老人だけでなく、人間関係すべてに通じることだとおもいます。

 ホームで起こった小さい体験を綴った章は、介護する人たちの「あるある」かもしれません。このような風景が、これからはもっとあちこちで目にされることでしょう。人によっては「読み聞かせ」が向かない関係もあるかもしれません。本の種類も心に触れるものは違うでしょう。本書の中でも「おじいさんが興味を示すものとおばあさんが示すものは違う」などとあり、それはそれで興味深いところでした。
 自分も年老いたら「読んでもらう」立場になるかもしれない。その前に知人に読んであげることが起こるかもしれない。そんな「介護」についても考えさせられる本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/06/09 15:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2 件中 1 件~ 2 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。