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デジタル・ハリウッド社長の杉山知之が、パソコンとの付き合い方を紹介した本です。ビジネスメールの賢い使い方、他のデジタル機器とのコラボレーション、データ管理の工夫など様々なアイディアが掲載されています。2003年に出版されたものなので現在とは使い勝手が違うものもありますが、一般人にとってはかなり役立つ1冊です。パソコンや電子機器の性能について当時の彼が予想していた内容が、今現実となっているのが感動的!
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今読むと、デジタルの進歩の著しさがうかがえる。
ノスタルジーに浸るにはいい本かもしれない。
当時では「革新的」なアイデアだったかもしれないが、
今じゃ当たり前のことがツラツラと書かれていたり。
決して本の内容が悪いのではない。
それだけ時代が、デジタルツールが進化したということだ。
特に、ウイルス感染を防ぐべく、Macでメールを読むという点をとらえれば、今じゃ「なんでそんな煩わしいことをいちいちするのか?」と感じてしまいかねない。
というのは、近年、クラウドが進み、Webメールが本当に身近な存在になってしまった。そのため、メーラーでメールを読んでローカルのHDDにメールを蓄積していくというのはオフラインでメールを読めるという利点がある以外には、HDDの容量を圧迫する、あるいは、ウイルスの感染のリスクが高くなるといったデメリットの方しか思いつかない。
それに、筆者はサーバー上にメールを残さない前提で話を進めているが、PCを2台使用し、どちらでもメールを読んでいる場合、メールが分散してしまうリスクもある。「あのメールどこいったっけ?」といったことになりかねない。
と、筆者を批判するつもりでこのレビューを書いているわけではないが、
デジタルに疎い人は読んでも損はないと思われる。
しかしながら、ある程度デジタルと向き合っている人々にとっては、前述のように、ノスタルジーを感じる以外には本書の読書価値はないかもしれない。
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デジタル機器を使う内容の書物は、技術の進歩に置いて行かれるので出たときに読むのが大事だと言うのがわかりました。