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ねんねだよ、ちびかいじゅう! みんなのレビュー
- マリオ・ラモ (絵・文), 原 光枝 (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:平凡社
- 発行年月:2003.1
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絵本
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紙の本
ちびかいじゅう
2017/02/12 11:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
寝かしつけに苦労するのは世界共通なのだなぁーと微笑ましい気持ちに。
今では笑い話ですが当時は本当にきつかったなぁー。
親子の微笑ましいやり取りがとても可愛らしい絵本です。
紙の本
ねかしつけに
2016/11/22 06:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちび怪獣は、まさしく我が家の子供たちのことだなと共感しながら楽しく読みました。寝かしつけに効果的でした。
紙の本
「父の日」のプレゼントのお礼に、この本の読み聞かせでお返しはどうでしょう?やっかいで扱いづらい、しかし、かわいくてたまらない子を持てた喜びをかみしめられる絵本。
2006/06/14 17:35
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「これは『父の日』を意識したおはなし会の『隠し玉』として使えそうだな」と、かれこれ1年近く前から考え、あたためていた絵本。そうは言っても出版されたのは2003年1月であり、すでに何回か増刷となっている。絵本としては、なかなか成功した出版だと言える。
おはなし会というのは、集まってきた子どもたちに対して30分ぐらいの間に4〜7冊程度の本や紙しばいを読み聞かせする会で、図書館や児童館、書店やイベント会場などで盛んに行われている。よく知らない人たちには、教育好きのおばちゃんたちが好きな本を持ってきて、自己満足的にとうとうたら〜りと読んでいると取られがちだが、面白い会に仕上げていくためには、季節や時節に応じたプログラムを作ることが大切だ。選書や本と本の間のつなぎに、知恵と工夫がいる。それが欠けていると良い会にはならない。
割によく知られた本であれば、子どもたちの付添いに来ている親御さんたちへの情報提供にならない。読み聞かせに熱心だったり絵本好きな人は案外多いからだ。読み方の見本になれるような意識で定番を押さえつつ、内容の良い新刊を取り入れたり、ポピュラーではないものの読んで楽しい本を何冊か盛り込んでみることで、プログラムに読み手の個性とセンスを加えていくことが望ましい。
おはなし会の多くの読み手には、「父の日」を控えた時分の会であれば、あの本やあの本があるな…というアイデアがあることと思う。そのような多くの読み手がほとんど取り上げない「隠し玉」をさがすことに苦労しながら、それを見つけられたとき、読んで楽しんでもらえたときが「やりがい」を感じる瞬間だ。私の場合、ねばってねばって探したのにそういう本が見つけられない場合は、自信を持って会に臨めない。
題名に「おとうさん」「パパ」が含まれていないので、「父」という切り口で探されにくい本である。どの子育て家庭でも一度や二度は経験があるはずの「ねんね」前のひと騒動が題材にされている。ついさっきまで「だっこ」がいやだと言っていたくせに、こちらにその気がなくなったタイミングで「だっこ!」と言ってくる。歯みがきやらトイレやら、さっさと片づけてほしい当たり前の日常習慣にやたら時間をかける。そして、夜も更けようというこの時間帯に最もさっさと片づけてほしい「ねんね」をなかなかせず、しぶとく起きていようとする子ども。
それに翻弄されながらも付き合いよく、毎晩読まされる絵本の定番中の定番『かいじゅうたちのいるところ』をしっかり読み聞かせてあげる父親、ちびかいじゅうがやることなすことに文句をつけながらも、少しずつリクエストを聞きながら子どもの安心感や満足感を支えていく父親の姿が描かれている。絵柄は、ロアルド・ダールの童話の挿絵でもよく知られる絵本作家クェンティン・ブレイクの線に似た感じのユーモラスなものだ。
ヨーロッパ、それもベルギーの作家とあって、エスプリが利いているのかもしれないと思えたのは、この難儀しているパパのことを階下でママが待っている、あるいはママが眠ってしまう前にパパが何とか階下に戻ろうと思っているのではないか…という背景が読み取れる点だ。
やっと「父の日」前の1冊として読めた先日のおはなし会では、少し生意気になりかけたような女の子、「わたしはもう、絵本を大人に読んでもらうような小さい子とは違うんだから」とでも言いたげな女の子のハートを直撃できた。終わってから「ちびかいじゅうの本、ちょっと見せて」と声をかけられたとき、「ああ、この子は、この絵本の親子のような関係のなかで大切に育てられたのだな」と確認でき、とても嬉しく感じた。
紙の本
読んでいる親の方が楽しめるかも(笑)
2004/07/26 22:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ねんねだよ、ちびかいじゅう! にげるな、まてぇーっ!」と、パパが小さな怪獣を追いかけるシーンから始まるこの絵本。たぶん、このちび怪獣は2歳前後の男の子を想定しているのだと思うけど、その動きや表情、行動がまさにこの時期の幼児そのまま! 歯を磨かせようとすると、歯ブラシで水道の蛇口を磨いたり、トイレに行けばいつまでも便座に座ったまま…。絵本を読む時には、本棚によじ登って、毎度毎度同じ絵本を選び、さあ寝ようという時にはベッドの上でジャンプしたり、「水が飲みたい」と言ってみたり…。小さな子供を育てている親なら誰でも共感できる「困った出来事」。その困ったことを、子供の姿を小さな怪獣で表現することで、見事に面白くて楽しい絵本に仕上がっているのがいい。読み聞かせている親は、絵本を読んでいるうちに笑いがこみ上げてくるし、聞いている子供たちも自分たちのことだぁ、と大笑い。最初から親の視点で描かれたストーリーは、一番最後のページだけは子供の視点で描かれていて、これがまたちょっとしたオチになっていてユニーク!
「ねんねしよう」と言ってから、子供が寝付くまでのそのほんのわずかな時間の物語なのに、楽しくて愉快な世界を描いた作品。何より、子供の視点ではなく、親の視点で描かれているのが特徴。作者がブリュッセル出身で翻訳絵本なのに、こんなにも日本人の私でも共感できるのは、きっとどこの国の子供達もすることはみんな同じで、親の気持ちも共通しているのだなぁ、と不思議な一体感を得られた絵本。もし、今、ちびかいじゅうに振り回されている人がいたら、この絵本はオススメ。親も子供も充分楽しめます。文章は長くないので、ねんねの絵本に最適です!
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