紙の本
LOOKるく
2003/02/17 05:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バイシクル和尚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
理系ギャグマンガ家(?)のあさりよしとお氏のストーリー仕立てのマンガ。
悪魔が来たりて何をする、と思いきや、かわいい女の子悪魔が台所でおさんどさん。実は、悪行甚だしい人間たちのせいで、いっぱいになってしまった地獄をなんとかするため、「世界の浄化」のために人間界にやってきたのだ。その日常で繰り広げられるほのぼのとしたギャグも小気味よくて、作者著の『宇宙家族カールビンソン』を思い出させる感がある。
「悪魔と天使なんて呼び名の違い」、といったセリフにみえるように作者独特のひねくれた、というかアイロニーに富んだ内容は非常に面白い。悪魔と天使自体の一般的概念をそもそもひっくり返して考えるなどといった舞台設定はなかなか興味深いものがあるといえよう。久々のストーリーマンガだけに今後も楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
あさりよしとお氏の最新作。今も連載してるのかな?
このヒトの漫画ホント好きだ。若干ロリでオタク寄りだが、そんなんもう全然いいってくらいオモシロイ。しかも知識を持ってれば持ってるほど楽しめるようにできてて、昔読んだ時に気付かなかったことをあとで読むと気付けたりして、(特にカールビンソンなんか)じんわりスルメのような味わいを持つ、数少ない漫画を描くヒトだ。
この「るくるく」は割りと一般人(ってジャンル分けのしかたもなんだかな)でも面白く読めると思う。とっつきやすい。めちゃくちゃなストーリーの中にもぎょっとするような真実が数多く盛り込まれていて教えられる感覚もたくさんある。
それになんといっても絵がうまい。昔のとか見ててももともとうまいのだがさらにうまくなってる。線が柔らかくて、ネコなんか描かせるとすんげえ可愛い。あのヒトの描くネコよりやわらかそうでかわいいネコを見たことないってくらい。
読み終わっても古本屋には絶対売りたくない、っていう種類のグレイトな漫画。
投稿元:
レビューを見る
あさりよしとおが描く萌えマンガ。
随所にちりばめられたsf、科学、宗教、アンティーク趣味も楽しい。
投稿元:
レビューを見る
1-4
ある朝、目を覚ました六文が目にしたのは「家族の代わり」を自称する2人の悪魔と、父親殺害という惨劇の痕跡だった。悪魔が語るところによると、父親を殺したのは天使であり、これは、キリスト教の「七つの大罪」すべてを犯した父親への天罰だという。納得のいかない六文は、なぜ悪魔が地上にいるのか、その目的は何かと問う。それに対しての答えは…「地獄が悪人の魂で満杯になっているので、地上で善行を成して人心を健やかにして、人間を天界におくるため」だという。どこか釈然としないものを感じつつ、六文と悪魔達、そして天使に惨殺されかけながら悪魔の力で黒猫として転生した父親の珍妙な共同生活が始まるのだった。
投稿元:
レビューを見る
全10巻。
これねぇ、面白く読めていたんだけど、途中からなにがなんだかわからなくなって、最後は全く腑に落ちなかった。
あたいの読解力が足りなかったのか…(-_-;)
キリスト教VS仏教とか結構宗教論争みたいなくだりも面白く、あさりギャグも満開。シュールでブラックなんだが、オチがうまく読み取れなかった。
最後はすべて"藪の中"ということにしたかったんだろうか…。
また読み返してみようかな。
"南足"と書いて"きたまくら"と読ますのには、妙に納得しちゃったな(笑)
投稿元:
レビューを見る
素晴らしい!
書店で表紙を見た時、
内容は面白くないだろうけど、かわいい子を見る事ができそう。
ちょっと読んでみよか、って感じで購入。
そして、読んでみたら、
出だしから、意外な展開!
表紙の子も、かわいさ満開!
トンでもない状況から始まっているが、謎は少しづつしか明かされていかない。
そんな所も、うまいと思います。
この先の展開も楽しみです!
投稿元:
レビューを見る
軽快で安心感があるギャグ。期待せずに読み始めただけに裏切られておもしろかった。悪魔少女が家に乗り込んで世話を焼いてくれる話。
投稿元:
レビューを見る
夢か現か。ぱっとしない男のところに悪魔やら天使やらがどやどやと押し掛けるお話。概ね大天使どもがるくは(ルシファー)の威光にひれ伏すのを楽しむ漫画です。
投稿元:
レビューを見る
再読
謎の彼女Xともやしもんのかゆさの反属性(?)を求めて読み返す
全然違う気がするが
吾妻ひでお作品よりはましと思うのは
「まんがサイエンス」によるすりこみゆえかしら