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紙の本
六甲山の登山・ハイキング案内から登山史、博物誌など六甲山を知るガイドブック。
2003/06/12 14:32
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投稿者:サニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この春六甲山上をハイキングしたり、芦屋ロックガーデンから六甲最高峰に登り、有馬温泉へ下りた。
六甲の自然の素晴らしさ、登山道やハイキングコースの多さに驚き、六甲山を詳しく知りたくなった。
本書は六甲登山・ハイキング案内を中心に、博物誌や登山史まで六甲を詳しく解説したガイドブック。
「六甲山系は神戸・阪神間の市街地の背後に、東西約30キロにわたって帯状に連なる細長い山系である」とあるように、六甲山総図を見てはじめて全体がつかめる。
たくさんの登山・ハイキングコースが地図とともに紹介され、初心者からベテランまでさまざまに、楽しめる山であることが理解できる。
六甲登山史は大変興味深く読んだ。
多くの山と同じく、六甲山も山全体が修行場であったこと、明治になってグルームらにより開発され、日本初のゴルフクラブ誕生など一度読んでおくと参考になることが多い。
六甲連山五十数キロを一日で歩く「六甲全山縦走」についてもマップ入りで解説されており、いつの日か歩いてみたい。
六甲山上施設ガイド、有馬温泉入浴施設、問合せ一覧表まであり、六甲山についてのいたれりつくせりのガイドブック。
この本を読んで、はじめて六甲山の全体像がつかめた。
今後はいろんなコースで登山を楽しんでみたい。
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