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個人でwebサイトなんてやめておけ みんなのレビュー
- 梶 充生 (著), SCCライブラリーズ (編)
- 税込価格:1,078円(9pt)
- 出版社:エスシーシー
- 発行年月:2003.2
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紙の本
逆説的な正論の書
2003/10/26 14:52
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投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
インターネットの普及で「個人で情報を発信する」という行為はたしかに身近になった。が、「発信する価値がある情報を持っている個人」なんてそうそういない、というのは厳然たる事実であり、その証左として、巷にあふれている「個人サイト」の大半は、管理人本人に関心のない人にはまるで価値のない「写真」や「プロフィール」などが細々と置かれているきりである。
「そういうのってどうよ?」
とは、ネットの実態を知る誰もが一度は思う疑問であって、そうした疑問に真っ正面から答えようとしたのが本書。挑発的な書名から想起されるように、懐疑的、批判的な言説が含む割合は多いが、普通なら回避され言及されないはずの「現実を認識することの厳しさ」を明確に意識化すようとした結果に表出される言葉であり、幾つかの逆説的な「せめぎあい」的な論考の末、実際に出される結論は、かなり論理的で妥当性のあるものとなっている。
っつうか、語調の厳しさに比べると、言及されている内容自体は、「んな、当たり前のこと今更いわれてもなあ」的な常識論を一歩もでていない感がある。そういう意味では「肩すかし」的な読後感というか。
本当の「ネット初心者」で、これから自前のホムペ作ろうともくろんでいる人にはそれなりに参考にはなるかと思いますけど、この本に書かれているのは実際的なノウハウというよりは心構えとか精神論みたいなものだから、実用度という観点から見るとあまり役に立たないと思います。
酩酊亭亭主
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