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紙の本
未開社会の神話や呪術を扱った「金枝篇」の最終巻です!
2020/04/12 13:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、イギリスの社会人類学者ジェームズ・フレイザーによって著された未開社会の神話、呪術、信仰に関する集成的研究書で、ちくま学芸文庫から上下2巻で刊行されているうちの下巻です。同書において、著者は「なぜ、祭司は前任者を殺さなければならないのか?」という問いと、「なぜ、殺す前に、<黄金の枝>を折り取らなければならないのか?」という2つの問いを立てています。森の聖なる王、樹木崇拝、王と祭司のタブー、王殺し、スケープゴート、外在魂など、大きな迂回とおびただしい事例の枚挙を経て、探索行は謎の核心に迫っていきます。ある人に言わせれば、「これは手の込んだ文化相対主義的キリスト教起源史だ」と解釈することもでき、非常に興味深い一冊です!
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