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数学の試験は先生との対決だと僕は思っている。
めちゃめちゃ難しい問題を出されるのは嫌だけど、簡単すぎるとつまらない。
1年半前、大学で数学の授業を取りはじめたころは例題すらちゃんと解けなかったけど、だんだん例題なら自分で解けるようになり、最近は初めて見る問題でも自力で解いてみようって思えるようになってきた。
数学の問題を解くのはとても楽しい。
「数学ができる」⇒「よい先生である」
は「真」ではないが、
「よい先生である」⇒「数学ができる」
は「真」であると思う。
つまり、「数学ができる」ことは「よい先生である」ための必要条件(矢の先は必要!)。
僕はよい先生になれるだろうか。
この本は説明が結構詳しくて、数学が苦手な僕にもわかりやすかった。
「1+A」で特に好きなのは、「論理と集合」「順列と組み合わせ」かな。
苦手だけど「確率」も好きだ。
あと、2次関数を基本変形して頂点のy座標を出せば、それが最小値(または最大値)になっているっていうのがちょっと感動する。
数学をやっているときが人生で一番楽しいってわけではないけど、数学なら一生続けても苦にはならないと思う。
4年後には、田中くんと2人して大阪で数学の先生をしていたいな。