紙の本
『クリムゾンの迷宮』、ついに単行本化!
2003/03/31 17:50
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投稿者:じりくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついにこの本も単行本化ですね。
知ってます? 貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』
デス・ゲーム的な小説なんですけれど、結末が予想のつかない展開だったので、びっくりしました。
俺自身は、文庫本の方を買いました。けれど、これから買うなら、やっぱり単行本の方がいいと思います。え…何故って言われても…
とにもかくにも、単行本の方は表紙が格好良いですね。
単行本の方は、文章体が二段に分かれてました。好きです、二段。
文庫本の裏にあった、梗概はこんな感じでした。↓
藤木という男が、見知らぬ土地で目を覚ます…
この世のもとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。
視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。
ここはどこなんだ?
傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。
「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」
それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まるだった。
『黒い家』で圧倒的な評価を得た著者が、綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界に新たな地平を切り拓く、傑作長編、ここに登場!
最後の『ここに登場!』は勝手に俺がつけました、いやはや、すみません。
俺はこの小説は好きですよ。いろんな武器やら道具が出てきて、なんというか、ほんと、好きです。
ただ、終わりかたがどうも……ちょっと考えさせられちゃいます。
少し、高見広春さんの『バトル・ロワイアル』に似てますね。
とにかく、デス・ゲーム小説大好きなあなた! これ読まなきゃ、マニアじゃないよっ!(マニアかよっ!)
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最後まで勢いがあって、一気に読めました。
貴志さん初めて読みましたが、読みやすかった。
この作品はクセがなく、万人受けするタイプかなぁと思いました。と言っても生き残りゲームの話だから、人によって好き嫌いはあるでしょうけれど。
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すげー非現実的だなって思いながら読んでたんだけど、最後はカルチャーショックを受けました…バトロワっぽい。
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とってもどきどきする!一気に読みたくなるそんな本です☆彡
まず設定が面白いし、オチもなかなかだったと思います。もしも自分がこの状況下にいたらどうなるんだろう。主人公のようにはいかない気がしました。
人間窮地に立たされると恐ろしいことになっちゃうのだろうなと思いました。
また、藍の存在も考えさせられました。最後は自分の役割を越えて、一人の人間として、このバングルバングルを生き抜いたのかなと思います。
とにかくいろいろ考えさせられるそんな本です。
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私のはじめての貴志祐介さん本。
プラティ君とか、FSビスケットとかかなり印象深い。
どきどきして思わず一気読みした本。
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ゲームブックを思い出させる作りのお話。些細な選択肢が後の展開を大きく分ける緊迫感のあるサバイバルゲームへと発展します。スピードのある展開に最後まで一息に楽しめます。
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スナッフ・ピクチャーなる存在が本当にあって、この小説のような現実があるとしたら恐怖を通り越している。
でも、引き込まれてしまった。
ホラーにこれほど引き込まれるとは思わなかったけど、貴志作品にはまりそう。
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初めて触れた貴志作品。
ラストがいまいちな部分もある・・・正直。でも嫌いではない。
読み応えもあると思います。
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作りこみの細かさは山田悠介の比じゃない。
典型的なデス・ゲーム…かと思いきや、人間の悪意に任せる辺りはよく練られていると思う。
ゲーム本との対比もいいね。
とりあえず超怖い。
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冬休みに徹夜して読みました。いままでなんともなかった暗やみに、なにかが潜んでいるように感じられて怖かったです。そのくらい世界に引き込まれてしまいました。この愛蔵版の他に、表紙の違う文庫本を2冊持っています。大好きな作品です。
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人間の怖さが描かれている。先が気になって、どんどん読み進めてしまった。自分は最後だけ、もうちょっと変えて欲しかったなぁと思いました。
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ゲームを絡ませる作品はバーチャルのダブりになり、コミックでも安易に多用されて駄作が多い。この「クリムゾンの迷宮」は、むしろそれを逆手に取っている。正統アドベンチャー・サバイバル作品になっており、ゲームはリアルな謎として引き込まれる。デヴューがホラー作家であり、グロとか強引な部分はあるが、意外に面白く拾い物だった。
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ゲームブックを基に作られた現実世界でのRPG(?)の話。
オーストラリアのバングルバングル行ってみたくなった。
ラストで象徴的に記されて終わる、みたいなの苦手。
動機がちょっと陳腐だった。
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2009/12/24(~294終)
現代小説(山田悠介氏などが書くミステリー系)が好きな人からすると、結構楽しめる作品であると思った。
私も嫌いではなかったし、途中まではかなり面白かったけれど、最後に近くなるにつれて話が突拍子もない方向にいっていたりすること(つじつまが合わない?)がいくつか目立ったため、最後もなんだかしっくりこなかった。
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一気に読みました・・・・サバイバル化で人間の変わっていくさまが・・・最後は呆気なかったけど・・・エンディンディングがよくわからない・・・