紙の本
本を書きたい方向け
2019/09/07 12:47
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投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、独立したいというよりもむしろ、本を書きたい方向けだと感じました。財力の章である第二章と知力の章である第五章が勉強になりました。本を書いて生きていく大変さがわかりました。筆者の仕事を詰まらせない秘策は、進まない仕事を後まわしし、進む仕事を最優先することだそうです。すきま時間にぼんやりすればよいアイデアが湧き出すという考えは、本を書いている著者らしいものだと思いました。様々なきっかけで著者が本を出版することになったことを知って驚きました。著者は1冊に平均5、6か月はかけつつ、2か月に1冊のペースで仕上げていることがわかりました。具体的でわかりやすいと思ったので、読めて良かったです。
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概要:
著者が退職後独立までの行程を自分の想いとともに書いている。
仕事術等は参考になる。
最近の本で多い、スキマ時間すら活用して時間を惜しんで仕事をこなす系の内容ではないので、あらたな発見があるかもしれませんよ。
学び:
仕事術等参考になる部分も多かった。
『独立』一般論ではなく、あくまで、物書きとしてうまくやるにはという感じですかね。
ワード:
○目的と手段の不整合
○前もって計算できる仕事を作業・できない仕事を仕事と呼ぶ。
○右脳と左脳のバランス。
○文章から無用な形容詞を消そう・人生から空虚な形容
詞を駆逐しよう。
○『every may be has a may not be』 すべての「かもしれない」は「でないかもしれない」を含んでいる。
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[ 内容 ]
「独立自営」―この言葉には、多くの人々を引きつける魔力がある。
だが、華々しく「独立」したものの、その後「自営」に行きづまった、という話をよく聞く。
瞬発力で「独立」はできるかもしれないが、その後の「自営」は、持久力の世界なのである。
本書は、家族三人を道づれに、四十代後半でサラリーマン生活に終止符を打ち、筆一本で独立した男の果敢なる挑戦の物語である。
独立の条件、自営のノウハウとは何か?
著者の体験的「独立自営マニュアル」と「知的生産のためのヒント」を一挙大公開する。
これが、成功への道をひらく晴山流スーパー仕事術だ。
[ 目次 ]
プロローグ 独立の五つの条件(気力・体力・知力・財力・協力)
第1章 それは突然やってきた!(気力の章)
第2章 「個人事業主」になる(財力の章)
第3章 会社をやめて友達できた!(協力の章)
第4章 デスクワークは立ってやれ!(体力の章)
第5章 知的生産のための十三のヒント(知力の章)
エピローグ 果報は仕組んで待て!
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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速く仕事をするのも大事なことだ。しかし燃え尽きてしまっては元も子もない。人生はもとより「力仕事の世界ではないのだ。また制限時間何分などという早足競争でもない。もっと肩の力を抜いて気楽にすごいことができるようになろうではないか。
人は気分で生きている!まず正直に自分を見つめること。
複数の仕事を並行して進める。
やりやすい仕事から手をつける。
人はビジョンのないことは絶対にできない。しかしひとたびビジョンを得るとそれに向けてどんな困難をも切り開いていくもの
無意識の世界に対する指示書
「○○したい」というどっちつかずの表現は避け、「○○しなさい」と命令形で語りかけたほうが効果的
形容詞は消せ。感情語に振り回されない。文章から無用な形容詞を消そう。人生から空虚な形容詞を駆逐しよう。
果報は仕組んで待て。
覚えるための秘策は回数を上げるしかない。時間の長短よりも回転数。
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とても役に立ちました。
ただ、一つ思うのは、出版社への売り込みがスムーズにいったのは、この人がそもそも、出版業界の人だったからだなーと思います。
その他は役立ことばかりが、載ってると思います。
もし、自分が独立に成功したら、お礼の手紙を出してみたいカナ。
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質のよい仕事をするためのコツとは、何よりもまず「よい気分」で暮らすことである。良い企画、よい文章は、決まって心が晴々とした時に生まれる。「良い気分」で暮らそうと思えば、自分を大事にしなければならない。家族も大切にしなければならない。
たくさんの仕事をこなすコツは、自分に対する課題をたくさん見つけること。人から言われたことだけをやっている人生に「おさらば」したければ、自分だけの課題を多く持つことである。本を読むのも、知識のインプットに励むのも、本当の目的は「はてな?」を増やすためなのである。「大切なのは、問うのをやめないことである(アインシュタイン)」
誰も考えたことのないことを、ありありと描きだすことができれば、ビジネス界で一歩も二歩も人の先にでることができるだろう。
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独立に関するお話。
「人はビジョンのないことは絶対にできない。
しかし、ひとたびビジョンを得ると、それに向けてどんな困難をも切り開いていくものなのだ」
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前半は著者の自伝的内容。ひとりの人間の生きざまをたどることができて、興味深かった。
後半は仕事術を13のヒントにまとめている。秀逸だったのは、「すき間時間はぼーっとする」の項。短い時間を使ってインプットするよりも、記憶をレビューしたり、その後の行動をシミュレーションする方が有効だという考え方には共感した。
* すきま時間は、インプットした知識を自分なりの整理統合や加工精錬してアウトプットする予行演習に最適。広範囲のメモリーに検索をかけて忘れていることがないか確認する昼寝の効果を活用する
* 成果をあげるには、自分の課題をたくさん見つける
* あいまいな形容詞を使ったら、その後に具体的な説明を加える