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この本誤植多い!!折角集中して読んでる所を腰折られるんですけど。しっかりしろ原○房!大丈夫か?!さてさて、本作について。相変わらず島田氏は、エゲツい死体と一見普通な建物の奇天烈なからくりを書かせたらピカ一ですな!後半の「山手の幽霊」は、あたし「季刊・島田荘司」で一回読んだ事があるんですけど。でも表題作に登場した牧原病院が「山手の幽霊」にもちらりと登場してて、さりげない関連性で以てこの2作を一冊の本にまとめた作者の遊び心を感じた。それにしても、今回の表紙よく見ると気持ち悪い……。どこの器官だよ、これ。
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御手洗シリーズの二作の中編だが、逆にストーリーに深みがなかった。もともと無理があるトリックだが、最近目立ってヒドイような気がする。昔に経験した衝撃度が懐かしく思えた。
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御手洗潔シリーズ。女優が上高地のロケ地で殺され、その死体の下腹部は切り取られていた。容疑者はいるが、アリバイは完璧である。そのアリバイを御手洗の言葉がくつがえす。御手洗さんは電話でのみ登場。石岡くんは単なる御手洗とのパイプ役でイマイチの役どころでした。
同時収録の「山の手の幽霊」は御手洗がまだ外国に行く前の話で、一見別々に見える2つの事件を見事に収束させる御手洗の手際が光ります。ちらっと御手洗の小学校時代なんかの話もでて、オイシイです。 しかし、京極堂のシリーズを読んだ後に御手洗シリーズを読むと、石岡くんってなんてまともな人なんだろう!とか思ってしまった。関口くんとくらべちゃイカンでしょうが…(笑)
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装丁が格好良かった。切り裂きジャックものはつい読んでしまうので評価は普通。同じ切り裂きジャックものなら「百年の孤独」の方が好き。
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相変わらず表紙が凝っている本。こういうの大好き。
中身はごく普通のミステリだと思います。御手洗と言う味がついているが。
……二本目は微妙に後味が悪い気がする。うーん、極悪人は死んでるんですが、ね。
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御手洗潔シリーズ
『上高地の切り裂きジャック』
蓮見刑事から持ち込まれた相談。女優の細川みどりの殺害事件。暴行を受けた上に腹裂かれた痛い。事件現場である上高地で撮影を行っていた細川みどり。細川みどりに好意を寄せていた医大生・牧原真吾の精液。みどり屍姦したことを自白する牧原。屍姦した現場は牧原の父親の経営する病院の近くに森との証言。スウェーデンの御手洗に協力を求める石岡。みどりの体に湧いた蛆。
『山手の幽霊』
正木幸一の自宅の地下にあるシェルターから発見された大岡修平の遺体。死因は餓死。正木幸一に家を売った大岡修平。大岡の娘と婚約していたが病気にかかった娘を捨てた正木幸一。娘の自殺以後転落する大岡の人生。正木幸一の家の下のトンネルを通る最終列車の運転手・内海がみた怪奇現象。光るトンネル。列車の窓に張り付いた女の遺体。
2003年3月30日購入
2003年4月3日読了
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表題作は幾分地味目。割と簡単で、少しばかり拍子抜けした気分。
だけどこの本のメインは「山手の幽霊」の方だな。いきなり謎が奇想天外。こんなの論理的に解けるのか? 「幽霊は存在する」で終わらせるんじゃないか?などとすごく疑いました(笑)。もちろんきちんと論理的に解けたんだけどさ。てなわけでこれはお薦め。
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図書館で見かけて、数年前に読んだことを思い出したので登録しておくことにする。
だがしかし、例にもれず話を覚えていない…。島田荘司、結構読んでいるから、他にもきっとこんな本がいっぱいあるはず。
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島田荘司氏の作品は 読了後の気分が 実に良いです。
「なるほど」「納得」「やってくれました」という気持ちにさせてくれます。
私にとって島田作品は「神」です。
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口語を書くって難しいんだな、と感じた作品。
ーの多用とか誤植の影響もありイマイチ入り込めず。
期待していただけに正直残念でした。
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御手洗潔シリーズ。「上高地の切り裂きジャック」と「山の手の幽霊」の中編2作構成。
切り裂きジャックとタイトルづけられてるので、勝手にエグい系のシリアルキラーモノと思って読んでいたら、そうでもなかった、かな。むしろ、いつもよりソフトな感じ。中編だから?ただ、川瀬七緒さんの御本で馴染みのあった法医昆虫学の言葉があって、島荘センセーの方が断然先だったのかと感銘を受けましたデス。
2作目の「山の手の幽霊」。トリックはともかく(え?)、御手洗&石岡コンビが久しぶりに見れて楽しかった。御手洗のぶっ飛び感は、やっぱり石岡君が傍にいないと際立たないんだなと実感。このコンビに固執してシリーズを読んでいるわけではないんだけれど、たまにはこういうコンビ感が出た作品が読めるのも嬉しい。
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携帯複数持ち話の時の里美に違和感があったんですがああいうキャラだったっけ?現代的なドライな娘とかそういう描かれ方だったような...。
いくら憧れの女性とはいえ夏に屋外に転がされてた遺体に?生で?医大生が?感染症のことも頭をよぎらないほどの異常な心理に陥ったってことかしら...。うーん。
山手の~もトンネルの天井に穴開けられる元役人(石工でもなんでもない)とかキレイにくりぬいたそれを一人で抱えて開閉するとか突然出てくる拳銃とか突っ込みどころ満載でした。この辺を楽しめなくなってるのはもうこちらの好みが変わってしまったのかな。残念。
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「山手の幽霊」は、横浜・馬車道が舞台。無職の占星術師だった頃の御手洗もので、楽しめる。しかし、世界的脳科学者、事務所に欧米からオファーが殺到中、という後付け設定が書き加えられていて、興ざめである。御手洗の天才性は事件の解決により語らせるべきで、こういう形で権威づけしたら、ノーベル賞を取ってもおかしくない程度の頭脳、ということにしかならないのではないか。
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2024.3.23 読了
20年ものの積ん読解消!と意気込んで読んでたのに…再読本でした。
300ページ近く読むまで気づかなかった。
1話目の『上高地の切り裂きジャック』はなんか既視感あるしありがちな話よな…と思いました。(そりゃそうw)
2話目の『山手の幽霊』はかなり大掛かりで独特なトリックだったのでさすがに既視感どころの騒ぎじゃなくなりました(笑)
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二編共いつもよりさらにホラーっぽくて気持ち悪かった。爽やかな御手洗さんが、自分は好きなので残念でした。