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紙の本
美術を鑑賞する目が少し変わる
2004/12/04 14:21
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投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
△私は美術作品を観るのはとても好きなのですが、自分で描いたことはなく、したがって絵画の技法については全くの素人です。そんな私にもこの本は、絵画技術の歴史的変遷とその意味するところをとても平易な文章で教えてくれました。板からキャンバスへの変遷、そしてチューブ入り油絵の具の開発といったことが、絵画にそれまで持ちえなかった深みと美しさを与えていった事実を知りました。
また彫刻も美術書に掲載されている正面像だけでなく、上から下から、あるいは横から後ろからと、多方面から眺めることで随分と印象が違って見えるということに改めてうなずかされました。
なお美術作品の見方を変えてくれる類書として「絵画入門 子どもと親の美術館」(新潮社)がお勧めです。
▼美術鑑賞の極意として10項目が挙げられていますが、美術鑑賞の前後で飲み食いをしてある種の「味や匂い」と「鑑賞した美術作品」とが結びつくようにして作品を記憶にとどめるよすがとする、という極意にだけは首をかしげました。
私だったらかわりに「観た作品について書いてみる」という項目を入れます。書くという行為によって人は自分が感じたものを、再確認するばかりでなく、発見することが出来るからです。
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