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再会した京都にある中学校の同級生4人。その身の回りに起きたミステリ的な出来事を解決していく連作短編集。ミステリとしてだけでなく、恋あり友情ありの青春小説としての側面もあります・・・というよりも、こっちがメインでミステリは味付けかもしれません。
8つの短編の中でもっとも印象深かったのは「片想いの猫」でした。小道具としての猫の置物が話を和ませ、それでいて重要な役割を持っていてインパクトがありました。
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京都市左京区に住んだことがあれば懐かしくなること間違いなし。
恋愛の悟り(?)がうまーくミステリーに盛り込まれていて、すごーい!と思いました。
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中学校で同級生だった4人。おのおのが大人になってしまったことを悟っていく物語りとミステリがからんだ秀作。この話に出てくる京都の常照皇寺の遅咲きのしだれ桜を今年わざわざ見に行ったのであるが・・・例年より咲くのが遅くて、咲いているのを見れなかった〜(泣)
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日常ミステリ短編集。主役たちが中学校の同窓生仲良し四人組で、事件と平行してそれぞれのドラマが進行してるのが、なかなか。他人にとっては小さな事件だけど、当事者にとっては一生を左右する事件だったりして、読ませてもらいました。帯にもあるけど「あたし達って、大人になっちゃったんだ」という言葉が胸にのこる青春の終わりの物語でした。
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中学の新聞部仲間の四人が卒業後十年を経て、浅間寺先生の下に集まったときに殺人事件が起こった。
その後も、四人の人間模様とその時々に起こる事件とがまじわっていい作品となっています。
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京都を舞台に中学時代からの10年来の仲間である男女4人と恩師との交流。
恋愛を中心に人生を見つめ直していく連作短編集。
毎回事件にも遭遇するがミステリとはほど遠い。
京都の神社仏閣など風物が描かれてて行きたくなるが、物語は退屈だった。
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現在は作家として京都郊外の山奥に暮らす浅間寺竜之介と
中学校で教師をしていた頃の教え子の綾、陽介、歌義、まり恵。
4人それぞれが抱える問題を乗り越えて行く過程で
彼らの側を事件が通り過ぎていく。
京都の街中を歩いてるような感じで景色を楽しみながら
時に、探偵もどきを演じながら、時に切ない想いを共感して
明るい未来に心ときめかせて終わるので読後感は爽やか♪
ミステリ連作となってますけど、ミステリ色は薄いです。
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一冊で登場人物それぞれのエピソードが入ってるのはとても好きです。
先生も含み、人間的に成長したってことがありありと分かるのは大人になってもやっぱあるんだなぁ。京都の名所とか、桜についていくつも書いてあって旅立ちたくなった。
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中学時代からの仲間である男女4人と、恩師との交流が描かれています。
恋に仕事にと、悩み多き20代の彼らが、
それぞれに自分の人生を見つめなおす。。。という物語なのですが、
ただそれだけじゃなく、彼らがさまざまな事件に遭遇し解決していくという、
連作ミステリーになっていて、ドキドキしたり、ほろりと涙したりと、いろいろ楽しめました。
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中学の同窓生である男女4人が、それぞれの道を歩み
社会に出て大人になる過程で経験する恋と別れ、そして事件。
様々な出来事を経て成長する群像を鮮やかに描く青春ミステリ。
京都が舞台で四人の主人公達が
それぞれ成長していく様が楽しめました。
サスペンスなんだけど
ほっこりさせられるストーリー♪
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中学時代の新聞部の4人とその顧問が主人公。
いろんな問題がそれぞれの人生に絡み、解きほぐされ、そして次へのステップになっていく。
穏やかな推理小説といった感じ。
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京都が舞台なので読んだ。
学生時代のグループ内に起こる恋愛。
卒業した後、その恋愛はなぜ破綻したのか、
なぜその恋愛は復活したのか。
女の視点から記述。
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さわやかでちょっと切ない恋愛ミステリ?連作短編集
柴田さん、こういうポップな感じのも書けるんですね。。
「そこにいた理由」が好き。
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おまえの人生は誰人も決められはせんで。
何を言われても、決めるのはおまえや。あとになってだれそれのせいでこんなになった、ってぼやくのは筋が違う。お前が決めたんや、最後はな。それを忘れたら、あかん。
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あまりミステリーという程のものは無く、非常に読みやすい作品だった。
残念なのは、作品タイトルの「桜さがし」と言うのが気になって購入したのに、全体での関係性は無かったという所。
短編が繋がって1つの物語になっていくのは、非常に面白かったが、タイトルに期待した分だけどうしても「桜さがし」を生かす作品であってほしかった。
なので、星を1つ減らした。