紙の本
カンドーの最終巻
2003/05/04 16:40
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投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
外伝合わせて、六冊目の今作品で、この愉快な物語も最後である。
個性的な登場人物。オリジナル世界の中世。笑い有り、涙有りの物語は、最後まで主人公オリエの趣味で終わるのか? ナリスの望み薄な恋の行方は? そして、ゲルトルードは何を願うのか?
謎ばかりが残されたオリエの半生に、今終止符が…。
ここまで読んで、胸がときめいた人は、「買い」です。さあかごに入れましょう。
作者の「高殿円」先生の本は、面白いほど遠大で、無茶っぽいけど楽しいです。そして、先生の書く人物は、これでもかと言うほど個性的で、彼らが起こす事件は、奇想天外で面白い。
私の太鼓判です(否、そんなこと気にしないで良いですが…)。
今までに無い(前巻もですが…)暗さ加減な今作品。枕を濡らして読みましょう。
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遠征王シリーズ完結編。なんというか、物語の端々は好みだし面白いと思うのですが。全体的に、燃えないシリーズでした。何でだろう…?高殿さんは、国の興亡というか歴史の流れみたいな話が書きたいのかもしれないけど、高殿さんの話で魅力的なのは、個人個人のつながりみたいな印象があって。もっと、こう、視点を個人にしぼって貰えると、素直に燃えられるような気がします。
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本編最終話。
ナリスやゲルトルードの秘密が明らかに。
キレイに纏まり、読後は大変満足でした。
ミルザやゲルトルードが切ないです。
サブタイトルに隻腕ってあり、予告や店頭で吃驚した人が多かったんだろうな(苦笑)
私も驚きました。
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最終巻です。
サブタイトルに「隻腕の銀騎士」とあるからもしかしてって思ったら、ナリスの腕がぁ!!
でもナリスのことが好きだったなら、ミルザのことはなんだったんだろうとかって、ちょっと思っちゃいました。
最後にはまた旅に出ちゃってましたけど、こんなに騎士団長が抜けて、国はどうなるんだろう。まあ、アイオリアが幸せそうなんで、いいかな。
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2011年7月2日読了
なんていうか…アッサリと、本当にアッサリと終わったような気がする。
ミルザのことやナリスの事に関しては、あまりにあっさりすぎて情緒どこ行ったんだって気がしてならないorz せめてナリスを好きになる過程とか、もっと分かりやすかったらいいんだけど…いきなりの心変わりにしか見えない(笑)読者から見たら確実にナリス<ミルザだったんだけど、オリエの心中はそうでなかったということか(;一_一)
オリエが放浪に出て、ゲルトルードが即位したけれど彼女はそんなに孤独ではなかったような気がする。オリエが傍に居ない事が孤独だと言うなら、まさしく孤独だったろうけど。
もっとはちゃめちゃなエピソードが隠れていそうな遠征王も終わってしまったorz 番外編を読んで、少し閑話休題しないとね!
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活字倶楽部で紹介され気になり、1~5巻読了。 麻々原絵里依さんのイラストがステキでした。 ミルザ将軍・・・。