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紙の本
晋作の生き方が痛快だった
2020/08/16 10:24
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投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは文句なしに面白い巻だった。
高杉晋作という人物--幕末期に「革命思想」を激しく説き、しかも戦略家であってその先を読み緻密に布石を打っていく。
酒と女が好きで、長州藩内でも並ぶものなきというほどの美人の嫁を娶りながら、せしめた軍資金を使ってのちに言う女給を身請けし伴侶として連れ歩く。
そのくせ藩侯と両親に対する忠義に厚く、母親と嫁に住居に乗り込まれてしまい慌てふためいてしまう。
飄飄として、金への執着は感じさせない。
そんな破天荒ながら人間臭く、司馬先生が惚れ込んだ人物像が積み重なって描かれていく。
そしてページをめくるスピードがどんどんあがっていき、あっという間に巻末となった。
司馬先生自身の文庫版あとがき、松本健一氏の解説も読み応えがあり充実した最終巻だった。
紙の本
維新の曙を認めながら、高杉は死んでいきます!司馬ワールドの最終巻です!
2016/09/02 09:51
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、と、わずか80人で兵をあげた高杉晋作のクーデターは、きわどく成功します。幕府は、慶応二年、この長州藩を圧して潰そうと、天下の兵を糾合し、藩の四境から侵攻しますが、時運はすでに移り変っているのでした。維新の曙光を認めながら、高杉は死の床についていきます。司馬ワールドのハラハラドキドキのストーリーの余韻をもたせた閉幕です。
紙の本
天才とは
2015/08/23 11:46
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投稿者:ブルドック - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最終章。高杉晋作の最後。
天才の熱くかっこいい生き様。
誰かがやらなければ時代は変わらない。
紙の本
松陰vs晋作
2015/06/19 18:54
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投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1巻と第2巻が吉田松陰の伝記で、第3巻、第4巻が高杉晋作の伝記です。
吉田松陰は熱い言葉と思いやりで人を引き付けますが、高杉晋作は行動力で人を引きつけます。吉田松陰はガリ勉タイプ、高杉晋作は、いつ勉強しているのか分からに内に東大現役合格という感じの天才です。
長州藩の志士たちが、明治政府誕生まで生きていたら、すごい日本になったいただろうなと感じさせる小説です。
ふたりの生き方を対比して読み込むと面白いですよ。
電子書籍
最終巻
2020/05/31 20:57
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投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに終わりです。
若くしてこの世を去った高杉晋作。深くは知らなかったので感動しました。もっとこの時代のことを知りたいと思いました。
紙の本
読了しました
2015/09/17 23:13
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投稿者:なか - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、大河ドラマ「花燃ゆ」と同じ登場人物であるので4巻すべて購入しました。
ドラマの進捗にあわせて相違などを確認しながらよみすすめました。