投稿元:
レビューを見る
購入した愛玩ロボットが「死んだ」と言いがかりをつけてきたクレーマー、
岬。岬の嫌がらせはエスカレートする一方。敵は「万引き常習犯」と
「クレーマー」。果てしない狂気の行き着く先には…? 新鋭のサイコ
ミステリー。
投稿元:
レビューを見る
購入した愛玩ロボットが「死んだ」と言いがかりをつけてきたクレーマー、岬。岬の嫌がらせはエスカレートする一方。敵は「万引き常習犯」と「クレーマー」。果てしない狂気の行き着く先には…? 新鋭のサイコミステリー。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
大型スーパー“デイリータウン”のマネージャー袖山剛史は、クレーマー・岬圭祐、万引き常習犯・マンビーという二人の“悪魔”に悩まされていた。ある日岬が、クマ型ペットロボット“テディ・バディ”のケンタを診てほしいと現れた。治療法を教えて切り抜けたのも束の間、マンビーにデスクトップパソコンを盗まれる。そして岬が再びやって来た、「電子レンジでケンタを温めたら死んだ」と―。岬の嫌がらせはエスカレートする一方。袖山の心の支えは恋人・美乃の存在だったが…。
内容(「MARC」データベースより)
購入した愛玩ロボットが「死んだ」と言いがかりをつけてきたクレーマー、岬。岬の嫌がらせはエスカレートする一方。敵は「万引き常習犯」と「クレーマー」。果てしない狂気の行き着く先には…? 新鋭のサイコミステリー。
投稿元:
レビューを見る
これ接客業してる方にしたらタマラなく怖いっすよねー。
実際問題在りそうってのが怖い...。
自分にとってのホラーってのはこういう生身の人間の
狂気と暴走がリアルに怖いっす。
ミステリーとしても全くもって意表を突かれた
カラクリにまんまと騙され、その意味での読後の
満足感も充分!
ホラー的恐怖感とミステリー的な満足感がハマった思わぬ快作。
100円本コーナーから救出した一冊です(笑)。
投稿元:
レビューを見る
毎度のことだけど……わーまたしてもやられたっ。「頭にスプレー缶」(これはちょっとすごかったな……)などの意味は分かったので「これは勝ったかも?」なんて甘いことを思ったりしたものの、当然そんなものじゃ終わらなかった。まさかと思う結末。読み返してみると、たしかに不自然に引っかかる箇所はあったはずなんだけど、なるほど、これは読めない。
クレーマーのクレイジーなサイコっぷりもなかなかの迫力で、サスペンス部分もかなり楽しめた。「騙されるために」読む一冊。納得の好評価。
投稿元:
レビューを見る
こういうクレーマー、普通にいそうだなぁ、と思いながら、自分だったら余計に怒らせそうとか考えながら読んでいたら、何と大どんでん返し。
全く予想だにしていなかった結末に、呆気に取られました。
投稿元:
レビューを見る
なんとなく本屋で手に取り、初めの1~2Pを読んでみて購入。
近未来系のほのぼのミステリーかな?と思っていたらとんでもなかった。。。。
結構怖い、サイコホラー並みのクレイマー話だった。
なるほど、こっち系か・・・と思いながら読み進めると、それだけじゃ終わらずにミステリーへと変化。
さらに後半の大どんでん返しに思わず「なるほど・・・」とつぶやく。
ま、ちょっと伏線が強引に入ってくるのでそこは気になったのでぼんやりと読めたりはしたが、「どんでん返しがあるぞ!」と意識していなければ流してしまうかもしれない。
私はPの残り具合とかでなんとなくそこら辺の『作り』がわかっちゃっただけだけど。
ぜひ「どんでんアリ」を知らないで読んでもらいたい。
途中で入ってくる兄弟が、世界観から異質な感じで少し気になった。
でもあまり説明も無く終わってしまうので、この兄弟がメインを張るような作品も読んでみたい。(結構気に入ってしまった・・・)
投稿元:
レビューを見る
+++
/騙しのテクニックを駆使した大どんでん返しミステリ!
大型スーパー<デイリータウン>のマネージャー袖山剛史は、クレーマー・岬圭祐、
万引き常習犯「マンビー」という二人の敵と闘っていた。
激化する岬との対立関係といやがらせに限界を感じ始めた袖山の前で、ついに殺人事件が発生する……。
最終章で物語は突如変貌! あなたは伏線を見破り、真相に辿り着けるか?
+++
どこから騙されていたのだろう、と読み終えて振り返ってみたが、よく判らない。まんまと誘導されてしまったのだった。それにしても、この結末を想像できる人はいるのだろうか。「サイコ・ミステリ」と銘打たれている意味が、最後の最後でやっと判った。驚愕の一冊である。
投稿元:
レビューを見る
大型スーパーのマネージャーが陰湿なクレーマーと悪質な万引き人の2大悪魔と戦う物語。
さくっと一気に読みおえることができた。
ほがらかな展開かと思いきや、途中からグロイ展開になり、最後はあっとおどろくどんでん返し。
読後に騙されたぁと余韻に浸れるいい作品だった。
投稿元:
レビューを見る
確かに最後のオチは読めなかった!
でも読後感はたいしてスッキリせず。
マンビーの最後もあっけなさ過ぎて小説のメインではないような感じがしました。
投稿元:
レビューを見る
大型スーパー〈デイリータウン〉緑が丘店でエレクトロ課マネージャーを務める神山剛史は、クレーマーの岬圭祐と、万引き常習犯の“マンビー”に頭を悩ませていた。ある日、岬が「ケンタが病気だ」と、クマ型のペットロボットを連れてくる。元々プログラミングされている風邪だろうと「身体を温めてあげてくださ」と対処法を教えたところ、なんと岬は電子レンジに「ケンタを入れたら死んだ!人殺しだ!」とクレームをつけてくる。そしてその日から、岬の異常なストーキングが始まる。
理不尽なクレーマーや万引き犯に奮闘する仕事小説なのかと思いきや、どんどん話はあぶない方向に。岬の異常性がどんどん増していくので、あんまりやりすぎると逆にリアリティがなくなって怖くなくなるのになぁ…なんて考えていたら、全く違う方向からやられた。真相がわかると、異常な人間がまた増えてしまって余計に気持ち悪くなったけど(苦笑)、小説としては成功。読み返してみて、「うわ、ほんまや」と自分がいかにさらっと重要部分を読み飛ばしているかを痛感する。