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紙の本
「医療経済学」の立場らか書かれた、読みやすく面白い書籍です。医療従事者の方にもオススメです。
2003/04/27 04:26
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投稿者:haruhisasakura - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、「医療経済学」を学ぶ社会人大学院生であり、医療従事者でもあります。この書籍は、メインタイトルよりも、サブタイトル(治療費の経済学)が、より内容の中心を表しているように感じました。医療にかかるお金を、「コスト(患者の自己負担)」と「費用(医療機関がかかるお金)」とに分けて、国際比較も交えながら、「患者」と「治療学」の視点で幅広く、「日本の医療問題」について書かれています。この書籍の特長は、3つあると思います。1)具体的なデータを用い、表や図を豊富に取り入れてあり、(文章も読みやすく)理解しやすい。 2)医療費の国際比較がされており、日本の特徴が理解できる。3)病気別のコスト(生活習慣病・肝炎・高度先進医療など)が記載されている。
著者は、まとめとして、自分の健康は自分でまもる意識をしっかりともち、予防医療に気をつけること。また、医療の質や患者満足度の向上については、「患者参加が重要である」と述べています。
総評として、「医療経済学」の立場らか書かれた、大変読みやすく面白い書籍でした。医療従事者の方にもオススメです。
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