- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
木を見て森を見ない「現場」バカ
2010/09/14 17:19
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあ、「現場」学者というのは、象牙の塔に閉じこもって本ばかり読んでいる日本によくいる「学者」に対するアンチテーゼのつもりなんだろう。ただ、私は「学者」の基本は書籍の渉猟と分析であると思っている。日々変転する現実を俯瞰し、鳥瞰するのが学者の基本機能であると思っている。ところが最近、これを批判する風潮が強くなっている。「女性のミイラばかり調査してどうするの。生身の女が目の前にいるというのに!」というわけだ。しかし、学者が「今」「現場」に進出しすぎるとどうなるか。その悪い見本が、本書の著者・関満博だ。こ奴の言い分を聞いていると「中国はすごい」一色となる。「現場に行け」は結構だ。しかし、現場に行った後、そのあとの「戦の勝ち方」を探求し提言するのが「学者の役目」だと私は信じる。関にはこの部分が欠落している。中国人が夜を日に次いでのスウェットショップでの重労働。知的財産権をまるで無視してのコピー地獄やりたい放題。こんな法律も他人さまの権利もまるで無視する無法なシナ人を、どうやって抑え込み、どうやって日本人が奴らに勝利するか、それを考えるのが関満博の仕事のはずだ。それをやらずに「中国はすごい」しか言わないから、そのうち、みんなから見放されてしまったんだよ、ね、関くん。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |