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会議が絶対うまくいく法 ファシリテーター、問題解決、プレゼンテーションのコツ みんなのレビュー
- マイケル・ドイル (著), デイヴィッド・ストラウス (著), 斎藤 聖美 (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:日本経済新聞社
- 発行年月:2003.6
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紙の本
会議が絶対うまくいく法
2003/10/11 09:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリョール - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書冒頭、「多くの人は、会議を必要悪だと考えている。“あーあ、また会議かよ。会議なんて、どうせ時間の無駄なのになあ”という具合に」とある。
とはいえ、イヤだイヤだといいながらも会議なしではいられないのが現実で、この本はそこをうまく突いた。
なんと巧みな書き方か、話は「会議の歴史」から始まるのである。
「今日のビジネス社会で広く行われている会議の原型は、19世紀のイギリス議会で生まれたものなのだ」という。
そんなこと、考えたこともないと思ううちに引き込まれてしまう。
内容的な軸は、ファシリテーター(議事進行係)の役割解説と、インタラクション・メソッドと名付けられた会議指揮法の紹介。読者は、この本を日常的に携行したくなる。あまりに退屈な会議にウンザリしたときなど、参考にしたくなるのだ。
何よりびっくりさせられるのは本書の初版(原書)が1976年であること。
この本は何と、延々27年間も読み継がれてきた会議指南の一冊なのだった。
紙の本
買ってもよい
2003/08/07 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:評判の本の評判 - この投稿者のレビュー一覧を見る
◆経営コンサルタントの著者らが、質の高い会議のやり方を解説した本。
◆経営コンサルタント、企業内のプロジェクトチーム・リーダーや経営企画室担当者、中小企業家同友会の役員にお薦め。
◆基本的なことが、きっちりと書いてある。実際の会議で苦労している人には、「問題児への対処テクニック」などの章も参考になるだろう。
◆著者らは、この方法を、「インタラクション・メソッド」と名づけ、会議の出席者を、マネジャー、ファシリテーター、メンバー、書記の4つに分けてそれぞれの役割を規定している。本書を読んで、私が経営コンサルタントとして参加して行なう会議では、私自身がファシリテーターの役割を担っていたことがよくわかった。
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紙の本
効率的な会議のコツは「インタラクション・メソッド(役割分担)」にある.
2003/07/21 16:27
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投稿者:haruhisasakura - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は,初級管理職の中堅サラリーマンです.最近は,ほぼ毎日のように会議に出席し,中には,会議を開催する事もあります.そこで私は,少しでも効率の良い会議にするように,そのヒントを求めて,この本を手に取りました.
まずはじめに,主なこの本の特徴を下記に示したいと思います.
この本は,会議を効率よく行うための,徹底的なハウツー本です.基本的な内容は,「インタラクション・メソッド」の活用をもとに書かれています.この,「インタラクション・メソッド」をひと言で申しますと,「役割分担」といえます.その「役割分担」は,下記の4つに分かれており,それぞれ「マネジャー(主宰者)」「ファシリテーター(議事進行)」「メンバー」「書記」です.著者は結論として,効率的な会議の秘訣は,参加者全員が,役割分担を明確に自覚するであると述べています.
本文全体は,上記役割分担を基本に,「やるべき事」や「越えてはいけない役割内容」等を,丁寧に,事例を通して判りやすく書かれています.加えて,会議の大きさに沿った,メンバーからの意見を引き出す方法や,机や椅子の配置,休憩のタイミング,事前準備の仕方なども細かく学ぶ事も出来ます.本の巻末に,会議の(自己)評価を行う事が出来る「チャックリスト」が付録してあるので,活用してみると良いでしょう.
私は,書籍の結論として,3つのポイントがあると思いました.それは,「役割分担」,「明確な議題の目的」,「事前準備」です.しかし,私はそれに,ひとつだけプラスして,かつ強調したい事があります.それは,「時間厳守」です.会議に平気で遅刻したり,プレゼンの時間が長かったり…,このような人は,会議をダメにする傾向にあると思います.つまり,会議の委員長は,参加者全員が会議を効率よく行う意識作りと,会議形式を徹底する指導(教育)が必要だと思いました.
その意味でこの著書は,会議進行の「教科書」的な存在だと言えるでしょう.幅広い年代の社会人にオススメできると思います.