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[おもな内容]
いわゆる「戦争のルール」から「紛争犠牲者の保護」までを
取り扱うこの分野の体系書です。
『9.11テロ』と『アフガン攻撃』って、国際法上どう見られているの?
という新しい話題も盛り込んであります。
「国際刑事裁判」とは何か?誰がどう裁かれるのか?
という疑問も解決してくれます!
[おすすめの理由]
『人道法』と『人権法』って何が違うの??
そう思ったあなたはぜひ、本書を手にとってみてください。
「ルールに則った戦争はやってもいい?」
「テロは戦争に含まれるの?」
そんな疑問たちを解決してくれる1冊です。
国際ニュースを見る目が変わってくると思います。
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個人的にはこの本は要注意。
我が国の文献で国際人道法を体系的に著したものはまだ少ないですが、この本はその数少ないもののひとつ。しかも著者は藤田久一先生。武力紛争法を学ぶのであれば必ず押さえておきたい一冊です。
しかし、いかんせんこの本は分かりにくい。項目のまとめ方が悪いんだと思います。それ故に体系的に整理して理解することが難しい構成になっているのではないかと思います。まぁ、実務上でも参考にはさせてもらっておりますが(苦笑)。
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戦争ないし国際武力紛争の終結は、紛争当事国双方の合意を必要とし、一方の戦争終結宣言だけでそれが終わるわけではない。この合意は通常平和条約という形式で行われ、その発行により戦争状態は終結する。
人質とは、武力紛争を前提にしていえば、自らまたは強制的に敵の権力内にある者であって、その自由または生命をかけて敵の命令の履行や敵軍隊の安全を保障するものである。
子供の兵士は被害者であると同時に加害者でもある。