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川の少年

川の少年 みんなのレビュー

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

川にあらわれる謎に満ちた少年の正体は?孫娘と最愛のおじいちゃんとの別れを描く。

2003/08/26 20:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エーミール - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジェスはおじいちゃんが大好きな女の子。夏のある日おじいちゃんが倒れた。おじいちゃんは、どうしても故郷に行きたいといって病院から無理に退院してしまう。おじいちゃんの最後の願いをかなえるために、家族はおじいちゃんが子ども時代をすごした川の流れる故郷にコテッジを借りて滞在する。おじいちゃんの最後の望みは「川の少年」と題した絵を描き上げることだった。
 読み始めたときは、ついこの主人公のジェスのことを「川の少年」だと思ってしまった。
 でもジェスは15歳の水泳の得意な女の子。読み進むうちに「川の少年」って何? だれ? という思いが強くなっていく。作者はたぶんそうなるように考えて書いていったのだろう。そして読み進むごとにジェスの気持ちに自分の気持ちがそっていくような気がした。
 この作品で作者は、1998年のカーネギー賞を受賞。読み終わって、物語の中に登場した人たちの気持ちが響きあっているような感じがしばらく残っていた。
 その一方で、ジェスがこんなにもおじいちゃんが好きであることに、圧倒されてしまった。こういう例は実際にもあるだろうけれど。だからこそ、こんなにも感動的な別れがあって、ジェスの心の成長もあるのだろうけれど、程度が強くはないだろうか。 
 死と別れということを扱いながら、そこに成長と希望を感じさせてくれるこうした児童文学は、ある時期から少なくなってしまっていたので、この作品の登場はとても嬉しい。川の少年の存在が謎めいていてミステリーっぽく大人っぽく、YA向きともいえる作品だ。

(エーミール/図書館の学校・児童書選書委員会)

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紙の本

良質のイギリス児童文学。

2015/09/28 15:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

おじいちゃんと孫のジェスのつながりが鮮やかに描かれている。川のほとりでジェスが出会う不思議な少年とは。ジェスが「川を泳ぎきり、海に出る」ことは何を意味しているのか…。
物語は静かに、自然にその流れをつくりあげてゆく。そして何より、おじいちゃんが死んだ後、ジェスが水の湧き出すところに骨を撒きながら、生と死について考えるところがよかった。そういうテーマがくさくもなく、重くもなく、沁み入るような形で美しく伝えられている。

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紙の本

内容紹介

2003/06/23 14:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 水泳が何よりも好きな少女が、川で出会った不思議な少年に助けられながら、死を目前にした祖父と心を通い合わせ、やがて祖父の死を受け入れるまでに成長する。1998年のカーネギー賞を受賞した珠玉の名作。

 ジェスが15才の夏、画家であるおじいちゃんが心臓発作を起こして倒れる。だが頑固で独立心旺盛なおじいちゃんは、予定どおり避暑に出かけると言い張る。それは、おじいちゃんが少年時代を過ごした、川沿いの地への旅だった。家族とともに出発する直前、ジェスはおじいちゃんが故郷で完成させるつもりでいる絵を目にする。「川の少年」という題のその絵は、川を描いた風景画だが、少年などどこにも見当たらず、ジェスは不審に思う。
 一家はおじいちゃんの故郷の、人里離れたコテージに落ちつく。そばを流れる川に、水泳の好きなジェスは魅了される。しかし同時に、だれかが近くにいるという、不思議な空気を感じてもいた。そしてついに数日後、川で巧みに泳ぐひとりの少年を見かけるが、一瞬目を離したすきに、少年は忽然と姿を消してしまう。いったいどこから現われ、どこへ行ったのか? ジェスはいぶかるが、それ以来、川辺でしばしば少年の姿を目にするようになる。彼女はひそかに、彼を「川の少年」と呼びはじめる。
 一方おじいちゃんはふたたび発作を起こし、絵筆を握ることも難しくなってしまう。絶望したおじいちゃんは、周囲がすすめるまま、入院する覚悟を決める。だがジェスには、そうなればおじいちゃんは二度と退院できず、あの絵を完成できないまま、心残りを抱えて死ぬことになるとわかっていた。なんとか説得しようとするジェスだが、頑固に入院すると言い張るおじいちゃんに落胆し、川辺で涙に暮れる。そこへあの少年がまた現われ、「きみがおじいさんの手になってあげればいい」と助言する。
 ジェスはおじいちゃんを説き伏せてふたたび絵に向かわせる。そして少年の助言どおり、おじいちゃんの力ない腕を支え、絵の具を混ぜ、言われるとおりに働いて、ついに絵を完成させる。おじいちゃんは満足し、ジェスに深く感謝するが、家族はできあがった絵に首を傾げる。相変わらず「川の少年」らしき姿は描かれていなかったからだ。
 翌朝、ジェスはあの少年と会いに、川の水源へと出かける。そこで少年は、ジェスに頼みごとをする。自分は今日ここを去るのだが、行く前にどうしても一度、川の水源から海までを泳ぎきってみたい。人生を象徴するかのような川の流れを、自らたどってみたいのだ。ジェスが一緒に泳いでくれれば、最後までやりぬけると思う。そう言うと、少年は川に飛び込み、泳ぎはじめる。ジェスはあわてて後を追う。
 やがてコテージの近くまで戻ってきたジェスは、ただならぬ雰囲気に気づく。そして、おじいちゃんがまた発作を起こし、河口近くの病院へ運ばれたと知らされる。激しく動揺するジェス。そのとき初めて、おじいちゃんの絵に「川の少年」の姿を発見する。一見、川にしか見えないその絵は、実は流れる水を顔の凹凸に見立てた、少年時代のおじいちゃんの自画像だったのだ。さらに、おじいちゃんが少年時代、一度水源から海まで泳いでみたいと言っていたことを知る。突然、ジェスは悟る。あの少年はおじいちゃんなのだ。ジェスは迷うことなく川に飛び込み、少年を、おじいちゃんを追いかけはじめた…

 穏やかで繊細な語り口で、ジェスの揺れる心をていねいに描き出している。クライマックスの遠泳の場面は圧巻。そして、悲しいけれどもさわやかなラストシーンには、多くの人が感動を覚えるだろう。死という重いテーマを、ファンタジックな要素を用いながら見事に語った感動作。

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2011/02/27 15:39

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2010/08/05 14:37

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2012/07/21 15:30

投稿元:ブクログ

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