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アクションの多かった第一巻に対し、頭脳戦中心となる第二巻。ただ、緊迫した雰囲気とスピード感はそのまま。次々と繰り広げられる心理戦は、読者に時間を忘れさせます。
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全部で三巻に渡るストーリーだったけど。読み終えてみると「えっ、もう終わり」という印象が強いのは、それだけ熱中できたからかも知れないし、もっと省けるところがあるからかも知れない。『SFが読みたい! 2004年版』国内篇第一位と言われると、それほどかなぁ、とは思うが。読んで損は無い。
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あるいは過去なくしたものと今手にしたものとの折り合いをどうやって付けていくかという話なのかも。SFが嫌いでも読んで欲しい。
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この話は三冊セットで読んでもらわないと多分分からない。「圧縮」が起承転結の「起」でしかないからだ。「承転」にあたる「燃焼」は最大の見せ場であるカジノの勝負が始まる。スピナー、ベル・ウィングとのルーレットにバロットとウフコックはどう立ち向かうのか?
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“圧縮”と違って激しい戦いもなく進む巻。カジノに突入しました!早く3巻が読みたくなるー!!
・・・ウフコックの「いたぁ・・・い、の?」にキュンw
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「人間は神になろうとして挫折する生き物だ」(120p)
激動の第2巻。個人的にセクハライルカにうけました(笑)。
しゃれた台詞・哲学的思考に溢れています。頭の良い文章!
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期待しまくりの第2巻。世界観とそれぞれの過去が浮き彫りになっていく。銃撃戦は一旦幕を下ろし、やがて静にして熱すぎるカジノでの知能戦に。期待していた展開とは違うが、読んでいて十分すぎるほど熱くなったので問題なし。一気に読み切った。
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カジノシーンは圧巻。座ってカジノをしているだけなのに、一冊目よりも増したこのスピード感。ちょうどこのブクログのなかで並んで森博嗣の本があるけれど、思考の流れるスピードはうつくしいのだと思う。
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バロットの目標はカジノの100万$硬貨。それを狙うために様々な手法(正攻法に加えてディラーは好きな目を出せるという裏をかいて闘う方法)でコインを狙うのは圧巻としか言いようが無い。
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『マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮』の続巻、全3巻の2巻目です。
『圧縮』では、主人公の少女バロット(雛料理)と金色のネズミ型白戦用凡庸兵器ウフコック(煮え切らないやつ)の出会いが描かれ、バロットを裏切ったシェル(殻)との戦いが始まるんだと言う〈導入〉が描かれていました。
そして、後半ではシェルの雇った事件屋で、ウフコックの元相棒ボイルドとの戦闘シーンもありました。
で、今作では「楽園」で治療を受けるバロットとウフコックが奇妙な人物達と出会うところから始まります。
まずは、〈完全固体〉のトゥイードルディ、そして、その恋人でイルカのトゥイードルディム、首だけの博士などSFだなぁ〜と実感する人物達のオンパレードです。
そして、後半はカジノでの勝負に移ります。
そこでの目的は金ではなくチップ、という奇妙だけれど、読んで見れば分かるしっかりとした筋があることが分かる、面白い設定がされていました。
そして、そのカジノでの勝負は非常に興奮させ、興味を抱かせ、面白いと感じさせる内容でした。
スロットから始まり、ポーカー、ルーレット、ブラックジャック。
正攻法の攻略や、SFならではの攻略方などで、かなり長いカジノでの賭博シーンを全く飽きさせません。
3巻目にまで続くカジノのシーンは本当に「はやく続きが読みたい」と感じさせてくれます。
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フィルムノワールのような、でも、筋立ては映画『スティング』のような。文章のスピード感がいいので、プロットも、もっと、詰め込んでもいい。
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シェルの記憶を封じたチップを奪取するため、バロットは彼の経営するカジノに乗り込む。いわゆるサイバーパンク寄りのアクションものなんだけど、非常に緻密な人物描写が圧倒的な説得力で押し寄せてきますな。当初出版社に売れなかったというのが信じられん力作ですが、(以下次号)
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/33625997.html
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カジノ場面が圧巻。こんなSFがありうるとは・・・。ルーレット・スピナーの老女が最高に魅力的。実験室に登場する、一癖も二癖もある連中にも、ぜひ再登場の機会(番外編とか)があってほしい・・・。
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一巻目は銃撃戦をメインアクションシーンとし、二巻目はカジノ!
カジノシーンの緊迫感や人物描写、静のアクションシーンを描いた部分は圧巻です。
これを読めばもう後戻りは出来ません。
本当は★4.7の気分です。