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これまでの殊能作品に比べると随分ストレートで、ミステリ的な面白さはあまり無いけれど。「かつて子どもだったあなたに」というフレーズの通り。生き生きと描かれた子ども達を見るのが楽しい。ただ……最後は救われないなぁ。これ。
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子供も大人も楽しめるミステリー、ということで発刊になった「ミステリーランド」。お高いのが難点だけど、好きな作家が多いので買うことが多い。
自分が子供のころ読んだらどう思ったろう。
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2003年の夏頃に発売になった、講談社の新シリーズ「Mystery Land」の第1回配本の1冊でした。
そもそも子供向けに書かれた「本格ミステリ」である本シリーズは、装丁も素敵で、文字は大きくルビがふってあります。
しかし!大人も楽しめる・・・っていうか、逆に大人のための子供向け本のような気がしてなりません。
殊能氏は初だったので、他と比較はできませんが、非常に繊細な台詞回しにドキっとしました。
特に「子供の感性って確かにこんな感じ」と思わせるような、以前自分もそうだった・・・という懐かしい記憶がよみがえりました。
大人になって忘れてしまった「何か」がそこにはあると思います。
本格ミステリとはちょっと違う気がしましたが、ショウタ君に共感しながらドキドキハラハラの展開に身を任せるのは楽しかったです。
難を付けるとすると、後味の悪さかな。そこが魅力でもあるのですが。
小学生の頃って、確かに男の子はこんな感じだった!と主人公たちを見ていて思いました。
バラエティ番組のコーナーで行われているゲームが流行っていたり、無意味に暴力的な遊びが好きだったり、ヒーローものに憧れていたり・・・。
確かに記憶の中に存在しているような彼らの様子を見ているだけで、懐かしい気持ちになれます。
そして、そんな彼らの目に「大人」たちはどう映っているのか・・・。
子供の頃の自分を取り戻してみたい方は是非!
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向いてない自覚があるなら、こういう企画に参加しないでほしい。ものすごく気持ちの悪い作品でした。編集側もシリーズの価値を落とすからこういうものを入れるなよ。
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ミステリーランド作品。子どもが主人公という点ではミステリーランドかな。でも最後の結末は本当にいただけない。鬱になる結末で小さい頃に読んだらトラウマになるかも。
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これは子ども向け…なのか?ミステリとしても、うーん…。
子どもの頃の自分がこれを読んでもミステリを好きにならないと思いました。
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本の復権。子供に読書をってことで始まったミステリーランド。第1回配本のこれだけど、子供にトラウマ持たせるようななかなかにエグイ内容。これはちょっと対象年齢ミス。せめて中学生からで、小学生には読ませれない。
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これも完璧に表紙買い。マヤマックスさん素晴らしいです。内容は子供より中高生や大人に読んで欲しい。とっても切ないです。心の隅の突かれたくないとこに効きます。
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2007年9月23日読了。これ、子ども向け? 現代社会に多い問題を扱っている。あまりミステリっぽくはなかった。読後、ちょっと悲しい気持ちになる。
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▼まあまあの佳作……だと思う。あまりに『ロング・グッドバイ』が面白すぎただけに、ちょっと拍子抜けしてしまったけども。結末は賛否両論あると思うけど、私はこれで良かった派。▼団地に住んでいる小学生の描写がリアル。細部がよく書き込まれているなあと思った。(08/3/14読了)
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図書館で借りて読んでみた。さすが子供向け。短いです。
でも内容は割りと重め。大人が読んでも楽しい・・・、というより、これは本当に子供向けなのでしょうか。結構きついぞ。
電車の中で一気に読んだせいか、伏線の一部が読み解けませんでした。
ダメだ自分。
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○2008/07/07
久々ミステリーランド。
これも子ども向けとは言えないんではないのか…。現代っぽいけど、少なくとも小学生にはパンチの強すぎる内容な気が。
子どもが主人公で身近なことを推理してく、ってのは確かにミステリーランドなんだけど。語り口は子どもに向けてるなぁとは思ったものの…やっぱりどうなのか。
現代っぽいというか、なかなかに複雑な家庭環境だけど、子どもってそういうときでも確かに無邪気だよな…と思った。
挿絵が他のシリーズよりも多くて、しかもどれも濃くて(笑)そのページ開くたびびっくりしてました。
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現代狂気ホラーか、ミステリか、悩みましたがミステリということで。
ハサミ男の人ということで、いやいやおもしろかったー!肌に合わない人は合わないと思います。
子供の一人称ではじまるという時点で先生お得意一人称トリックが繰り出されるのではとわくわく。
期待は裏切ってくれませんでした。
ラストの展開はすごいです。子供だからこそ起こった事件。
序番がじゃっかんたるかったことを除けば、この作家が好きならいいはず。おもしろかったー。
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挿絵にビビりました…サオリがショウタに自分のこと名前で呼ばせるのは、ショウタに旦那を重ねてるせいなのかなぁって思ってしまった。それはそれでちょっと怖い部分だよね。カイト達のことも、ちょっと先行き不安。読み終わったけど、フィクションなんだけど、色々気掛かり。
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子供に向けた本では決してないとおもう。絶対ないとおもう。お子様にトラウマを植え付けるべくな本・・・。とりはだたつ。