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ヨーロッパ思想入門 みんなのレビュー

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みんなのレビュー62件

みんなの評価4.0

評価内訳

62 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

簡略にまとめられた概説書

2016/02/27 18:38

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩漬屋稼業 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は三部構成になっている。
 それぞれ、ギリシアの思想、ヘブライの信仰、ヨーロッパ哲学のあゆみ、と題されている。
 類書と比較して特筆に値するのが、ヘブライの信仰と題された第二部で、ユダヤ-キリスト教の概説にも均等にページが割かれていることだろう。
 類書の定型だとギリシア哲学の後は中世哲学で、キリスト教に関してはアウグスティヌスあたりをネタにさらっと触れると、さっさとデカルト、カントへ移行するといった印象があったので、本書はその辺りの歴史的な位置づけが違って見えたのだ。
 ユダヤ-キリスト教の系譜が辿られて、終幕はレヴィナスという本ですから、主題的には倫理の側面に焦点があてられる。
 その書きぶりからも、読後感はどこか清々しいものがある。
 ところで、こうして思想の歴史というものを概観すると、人間の思索というものは四百年や五百年くらい平気で停滞したままなんだなと思える。
 生まれてこのかた停滞したままの頭脳を抱える評者としてはちょっと慰められるところがありました。
 ところで、その停滞の何百年かに一度くらい突出した点のような劇的変化が起こるように見える。
 しかし、そう見えるのも結局は系譜学的な遠近法が産み出すものに過ぎないのだろうか?

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紙の本

ギリシア発、ヘブライ経由、ヨーロッパ行き

2021/08/31 22:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヨーロッパの哲学を、
ギリシアの思想とヘブライの信仰の
上に立つものとして解説している小冊です。

中高生向けを謳っていますけれど、
中身は大学の教養課程で扱っても
おかしくない程度のものではないかと。

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紙の本

ヨーロッパ思想の今日までを,全速力で駆け抜ける

2005/12/16 10:42

8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:phi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 評判が良い書籍だったので,期待したのですが,んんん……。
 内容ですが,先ず,第 1 部は「ギリシアの思想」と題され,ここで,ギリシア人の気質から始まり,文学として,ホメロスの叙事詩・ギリシア悲劇が,思想として,ソクラテス,プラトン,アリストテレスら哲学者が,足早に語られます。
 第 2 部は「ヘブライの信仰」。「A 旧約聖書」と「B 新約聖書」とに分けられ,それぞれの信仰のコアのみを観ます。
 そして,以上の 2 つのパートを踏まえて,第 3 部「ヨーロッパ哲学のあゆみ」へと入る訳ですが……,このパートが凄い,何せ,アウグスティヌスからレヴィナスまでを,僅か 100 ペイジ足らずで語ろう,というのですから。この量でヨーロッパの近・現代思想を語り尽すことが出来る筈は当然有りません。取り上げられているのは,上記 2 人の他に,アクィナス,オッカム,ルター,デカルト,カント,ロック,ロールズ,キルケゴール,ニーチェ,ハイデガーなどです。これらの人々の思想に,駆足……などでは決してなく,全力疾走で触れて行くのです。上の「凄い」の意味がお判りになるでしょう? 岩田氏には失礼ですが,もう,「無謀」と言わざるを得ません。
 しかし,著者の言いたいことは伝わりました。詰り,ヨーロッパ思想を知るには,先ずギリシアと『聖書』から始めろ,そして,以後の思想を観る時にも,それらを,常に念頭に置いておけ──これが,バック・カヴァにも記されている通り,本書の要点ですね。
 これは,そのタイトル:『ヨーロッパ思想入門』の為ではなく,“ヨーロッパ思想入門に入門する”のに適した本でしょう。■

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2004/09/28 20:29

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2008/02/15 10:40

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2008/05/04 17:07

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2010/04/09 06:17

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2009/12/27 22:13

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2010/05/28 20:20

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2010/08/05 15:06

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2010/09/12 17:47

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2010/12/09 00:31

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2010/11/26 17:25

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2010/12/04 15:52

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2011/03/05 09:19

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