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夫よ!あなたがいちばんストレスです 家庭内ストレス解消法 みんなのレビュー
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紙の本
夫には絶対見られたくないタイトルです
2003/10/31 09:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みいしゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
交際期間中は一緒にいるとただそれだけで嬉しくて、ずっと一緒にいたくて結婚したはずなのに…
「こんなはずでは…」と思っている人は多いと思います。
やさしい、おもいやりがある……優柔不断
たくましい、頼りになる……横暴、亭主関白
繊細、よく気がつく……神経質
面倒がいい……おせっかい
冷静、客観的……冷たい
濃密な愛、溺愛する……独占欲が強い、束縛する
情熱的、激しい愛……移り気、浮気性
結婚前は美点だと思っていたものが欠点になる。
心当たりのある人は多いのではないのでしょうか?
「子犬と夫はしつけ方次第」とは名言。
しかし、大胆な題名ですね。
本屋で思わず手にとってしまったが、夫には絶対見られたくない題名です。
紙の本
それとなく居間においておく
2006/05/08 10:44
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:右左 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半のさまざまな実例を読んでいると、「ああ、ウチはまだ良い方だ」とか「そうそう、ウチと同じ」などと思って気分がすっきりした。
ただ、内容はかなり不満が残る。
要は、考え方のシフトをせよ、ということ。
では夫は考え方のシフトをしなくても良いということ?
夫にも妻に対する考え方をシフトして欲しい場合はどうすればよいのか、そこも具体的に記述して欲しかった。
ただ、かなり衝撃的な題名ゆえ、それとなく居間においておき、夫が手に取ってみるように仕向けておくのも妻のメッセージの代役になるかも。
紙の本
一方的に“解消”するだけでいいのか。理想を言えば、夫婦で“解決”するものだろう
2003/11/30 17:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:安之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初、本書の題名を見たときに「夫よ!」とあるから、夫に呼びかける内容なのかと思った。主婦にとって、夫はストレスであるから、悔い改めなさいと主張する本だと思ったのである。だが、違った。本書の対象はあくまでも“夫ストレス”を抱えている妻たちなのだ。しかし、男性が読んでも悪くはないだろう。なにしろ、孫子曰く「敵を知り己を知れば、百戦殆(あやう)からず」なのだから。
第2章はミセスたちのアンケートの回答だが、果たしてうなずけるものなのか。自分のことを棚に上げていませんか−と、男性陣から苦情が出るかもしれない。例えば「ストレスを感じる夫の言動ワースト5」という設問がある。その中に「家事に口を出す」との答があるが、もしかしたらミセスが“ぐーたら”だから、我慢できずに口を出しているのかもしれない。概していえば、夫を弁護するところがない欠席裁判の様相を呈している。
第3章で「あなたと夫のストレス体質をチェックしてみましょう」とある。これは夫婦の性格をそれぞれ分類して、相性のようなものを判定しようというもの。〈ガミガミ母さん型〉、〈世話焼き母さん型〉、〈ドライな妻型〉、〈ほんぽう娘型〉、〈従順な娘型〉の5分類。夫も対比して同じように分類できる。ただし、あくまでも本書の場合には、妻のほうは自己診断(チェックシートはあるが)なのに、夫も妻が評価するということ。「夫は仕事に対してマジメなほうだと思いますか?」という設問に、もしかしたら当事者(夫)と第三者(妻)の評点は違うかもしれない。
夫にとっての救いは、本書は妻が行う対処法を軸に書かれていること。つまり、ストレス発生源(夫)を絶つ(または、変える)のではなく、発生源と上手に付き合う方法が述べられている。それが第4章だ。
そう。これはミセスが鬱憤晴らしをするための本なのである。「ものいわぬは、はらふくるるわざなり」と兼好法師もいっているじゃあないか。相談する人もいなくて、悶々とするより、カミングアウトして、自分を変えるほうが精神衛生上、楽である。その指針の一つになりうるかもしれない本なのだ。「なりうるかもしれない」としたのは、私が男性だからあまり断定的なことが言えないからである。
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