ソビエト航空戦 知られざる航空大国の全貌 みんなのレビュー

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投稿者：しろいさくら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まんまその通りです。ソ連崩壊で努力しさえすれば見れるようになった資料を基に第二次大戦時のソ連空軍を，戦略，戦術からでなく，特にその機材を中心に描写しています。写真や図面，武装と実際の運用法などが書かれてあり，具体的イメージがわきます。独ソ戦の一般的な話はフルシチョフの雪解け以来徐々に独ソ両軍の資料の突き合わせでわかってきていますが，そこに所々出てくるソ連空軍の実際というのが，ドイツ空軍から見た姿であったり，設計者や有名パイロットの個人的な回想だけであったりしたので，今ひとつ体系的でなかったのが，これで積年のもやもやが一段落するのでは。

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投稿者：瀬戸内在住の猫　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルを読むと「WW2のソ連空軍の戦い」がテーマと思われるかも知れませんが、本書はロシア帝国時代からの航空史も踏まえつつ、ソ連独立から第二次大戦終結までの「ソ連軍用機史」を纏めた本で、軍用機の紹介だけでなく、当時のソ連が置かれていた状況等にも触れて、当時のソ連の軍用機に関する歴史を論じています。
ですので、かなりページ数が多いですが、WW2終結までのソ連の軍用機史を1冊でカバー出来るので、興味のある方にはお勧め出来ます。

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投稿者：ニッキー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ソ連の航空機の発達は、その独特の国家制度により、面白い発達をしました。航空機の発達が面白いです。それに、欧米のパクリ（コピー）もあったり、不思議な国です。