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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだこのシチュエーション!?めっちゃ複雑な事件じゃない!と思っていたけど、ポアロさんにかかれば・・・。
若いお友達との掛け合いもヘイスティングス大佐とは少し違って楽しかったです。
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秘書・タイプ引受所から派遣されたタイピストのシェイラは、依頼人の家に向かった。無数に時計が置いてある奇妙な部屋で待っていると、まもなく柱時計が三時を告げた。その時、シェイラは恐ろしいものを発見した。ソファの横に男性の惨殺体が横たわっていたのだ…死体を囲むあまたの時計の謎に、ポアロが挑む。
【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50325784.html
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(ポワロの口を借りて)クリスティのミステリ批評が読めるという珍しい一品。コリンくんと彼女は出会いはともかく、いつの間に結婚話ができるまで進展しとったのか謎で仕方がない。
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秘書・タイプ引受所から派遣されたタイピストのシェイラは、依頼人の家に向かった。無数に時計が置いてある奇妙な部屋で待っていると、まもなく柱時計が三時を告げた。その時、シェイラは恐ろしいものを発見した。ソファの横に男性の惨殺体が横たわっていたのだ…死体を囲むあまたの時計の謎に、ポアロが挑む。
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訳がちょっと不自然だったりしてひっかかるが、しくみとしては面白い筋書き。
ポアロがけむたい老人扱いされてるのがおもしろい。
ヒロインはいつも通りでクリスティーって感じの扱いです。
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面白い!(^^)
ポアロが動かないで解決しちゃってかっこいい!すごい!
ラム氏も助手むいてるなぁ(^p^)
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ポワロの登場が遅く、話の展開がよくわからないまま、結論を向かえる。
どんでんがえしの連続。
探偵ものに関する批評が、中で、ポアロが展開するところが、山なのかもしれない。
ポアロの口を借りて、アガサクリスティの思いが伝わってくる。
ポアロが登場するもののなかでは、自分ではベスト3に入れている。
知人がポアロに挑んでくるところが読み応えがある。
他のポアロものの平板さがない。
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エルキュール・ポアロ・シリーズ
秘書派遣会社から派遣されたシェイラ・ウェッブが尋ねた家にあった謎の男の遺体。持っていた名刺からカリイという名が浮かび上がるが・・・。実在しない会社。現場から飛び出したシェイラと出会ったコリン・ラム。現場に残された4つの時計の秘密。消えた1つの時計。コリンが援助を求めたポアロ。安楽椅子探偵のポアロ。検死法廷の日に電話ボックスで絞殺されたシェイラの同僚エドナ。被害者の妻だと名乗り出たマリーナ・ライヴァル。派遣会社の所長マーティン・デール女史。殺害されたマリーナ。隣人のブランド夫人の証言に隠された秘密。
2011年11月3日読了
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中学生の時から、どうしても途中で退屈になっちゃって、どうしても最後まで読めなかった。私にはまだ早いということなのだろうか……。もう二十を過ぎたというのに。
またいつか再挑戦したい。
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1963年というクリスティにしては晩年に近い作品。
ポワロ物だが登場は後半。
ドラマを見たら原作と違うようだったので、再読。
そう探偵役というか語り手がコリン・ラムだったよね。
レイス大佐の息子の人格に疑いがかかるような改変でした。不自然に思えた部分はほぼ改変。まあさらっと見ればいいんだけど。
高齢で盲目の女性ペブマーシュさんの所へ、秘書斡旋会社から派遣された若い女性シェイラ・ウェッブ。
名指しでの依頼で、入って待っているように言われた部屋には、時計がやけにいくつも置いてあった。
そして、ソファの陰には男性の死体が!
悲鳴をあげて飛び出してきたシェイラを受け止めた若い男性コリンは、ある仕事の捜査に来ていたのだったが…?
ウィルブラーム・クレスントという三日月型に2列に並んだややこしい家並み。裏庭が接しているのだ。
クレスントとは、新月の意味。クレスントというのは実際に幾つかある地名らしい。
見えそうで見えない隣近所。
ペブマーシュさんは秘書を依頼したことはないという。
男性のことは近所の誰も見たことがない。
各家の住人達の個性が面白い。
猫を14匹飼っていて、猫のことしか見ていない隣人とか。
男の子二人の子育てに疲れ切っている主婦とか。
たまたま警部と友人だったコリン・ラムは捜査にも同行。
シェイラへの好意をからかわれつつ。
半ば隠退して、退屈しているポワロに連絡を取る。ヘイスティングスは南米に行ってしまったとか。
さて、ポワロの推理は。
後書きは脇明子さん。
巻末の著作リストが親切。
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ポアロシリーズ久しぶりだぁ。
でも、あんまりポアロ出てこなかった。。。の割に、面白かった。
最初読んでたときは犯人を予想出来てたんだけど、いろんな人が次々に出てくるもんだから、頭の中こんがらがったよ。
ほんと、ポアロの言うように真相は単純だったわけですね。
しかし、その犯人とは別に衝撃的な真実も最後にわかってびっくりしました。あれは予期せぬことだった。
盲目のペブマーシュさんの毅然とした態度、素敵です。
もっと、彼女を登場させてもらいたかった。
したら、もっと感慨深いものになったのに。。。ざーんねん。
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ポアロが安楽椅子探偵でまるでマープルみたいだった。犯人だけでなく親子関係や被害者の正体まで推理しながら読めるので面白い
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ポワロ作品
【あらすじ】
タイプ事務所に勤める女が訪ねた家で男の死体が見つかった。死体のあった部屋には複数の時計が置かれていたが、事件の後処理の最中、その1つがなくなった。別件で付近にいた情報機関の男は、警察と一緒に聞き込んだ情報を持って、ポワロの元を訪れる。
【感想】
今回、ポワロはあまり表に出ず、情報機関の男の目線で多くが語られている。話の構成としては、住民の聞き込みから不審な点を調査している内に、気になる動きを見せた人物が魔の手に…という展開になっている。
序盤に興味を引く伏線が幾つか張られているのだが、あまり意味が無かったり、軽い説明で片付けられるため、全体的に拍子抜けしてしまう点が残念。タイトルの「複数の時計」もさほどトリックには関係なく、読み始めの期待が裏切られた感が残る。
なお、本中にはポワロを通して語られる推理小説の批評があり、古典が好きな人は読んでおく価値はあるかも。
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思わせぶりなタイトルだなあ。
思わせぶりなタイトル…ということがポイントなのかな。
あまり印象に残らない話だった。
ポワロの出番も少ないし。
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著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)