紙の本
新聞に掲載された殺人予告・・・の通りに事件がおこるという奇抜な設定がうまく生きている
2016/12/28 22:13
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーの作品をそんなに読んだことはなく、
しかもミス・マープルの登場作品で初めて読んだのがこの「予告殺人」であるため、
そこまで大したことは書けません。
本作品の魅力はなんといっても、犯人による殺人予告の通りに事件がおこった、ということに加え、推理がミスリードされるように巧みに物語が展開していることだと思います。
それでいて、結末でミス・マープルによる推理が披露されるときに、
なぜ、そんなことに気付かなかったのか、と思う読者は多いと思います。
電子書籍
さすがアガサクリスティ
2022/09/19 21:39
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理小説を読みながら、自分だったらどんなストーリーを描いて誰を犯人としようかと考えるが、この作品では全くストーリーがよめない。当たり前と言えば当たり前だが、残念。
電子書籍
面白かったです
2021/11/19 11:58
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
マープル物です。ポアロのような派手なユーモアーはありませんが、しっとりと読ませてくれました。冒頭の奇妙な殺人予告パーティーから良くもここまで話が広がるなと感心いたします。終盤で今回の犯人の予測が何となく付きましたが、最後まで飽きずに読ませてくれました。
紙の本
甘美なる死
2019/10/08 19:45
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人の気持ちはわからなくもない。もう少しで手に入りそうだったからなおさら。ミッチーの作る甘美なる死というお菓子が気になります。
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新聞に殺人予告が出ると逆に嘘っぽく感じる。それを上手く利用している感じがしました。マープルさんが活躍します。
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ミス・マープル作品。難解な事件を解決していく、ミス・マープルの明晰な頭脳と人間観察力には驚かされるけれど、この事件を解く一つのきっかけとして彼女の頭に最初に浮かんだこと
は、後から言われてみれば私でも気がついたような単純で基本的なこと(負け惜しみみたいだけれど、きっと誰もが思うことだろう)。そういう初歩的なことを見落とさないことが大切なんだなあ、としみじみ思う。
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やっぱりミス・マープルは短編の方が魅力的かな。
安楽椅子探偵だとどうしても出番がね(笑)。
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「殺人お知らせ申しあげます。」という出だしが堪らなく好き。あんな広告を考えた犯人って、ある意味お茶目さんだよなー。
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ミス・マープル物の長編。新聞広告に載せられた殺人予告の時刻に、あることが起こります。何気ない噂話から真実をつかむミス・マープルの、本領発揮の事件でしょう。
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その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」いたずらか?悪ふざけか?しかしそれは正真正銘の殺人予告だった。時計の針が予告の午後6時30分を指したとき、銃声が響きわたる!大胆不敵な殺人事件にミス・マープルが挑む
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クリスティ中期の作品で数少ないマープル長編作品のなかでも優秀作品の一つ、ということらしい。(解説による) 微妙な感じ。マンネリ化とキレがない。すぐに犯人が分かるし、その後の後日談とか余計だし。火曜サスペンスにしてはいい方か?一人一人のキャラクタは立っているけど事件に関与してない感じなので事件が面白くない。これよりは書斎の死体やパディントン発5:40とかのほうがスキッとしている。
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気がつけば、未読のマープル・シリーズはこれを含めてあと2冊になってしまっている。あーんつまんない。若い頃はポアロばかりで、マープルは途中でつまんなくなって読むのをやめてしまったくらいなのに、今はマープルの方が好き。自分がおばあちゃんに近い年齢になっているから? ドラマを観ていたから、オチはわかっているので安心して読めた。甲状腺摘出手術の痕跡が、ネックレスなんかで隠せるものかはギモンだけど。年月が経っているから? クリスティがよく使うすり替わりトリック、現代では無理だよね〜。うん。100年前はよかった。(2009-02-01L)
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マイブームのクリスティ再読シリーズの6冊目。
地元紙「ギャゼット」の広告欄に「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」という案内が出て、村人たちが集まった午後6時30分、銃声が響きわたる。新聞での予告通りに殺人が起きたのだった。
「重力ピエロ」の映画を見に行こうと思ったけど、それを来週に回しての読書で、かなり一気に読みました。クリスティらしい作品のように思いました。その分、続けて読んだために少し印象は薄くなりがちです。人物のすり替わりというのが昔は簡単に出来たのかな。このあたりがストーリーにあるとどうも苦手です。
余談ですが、この作品の後半で文学青年エドマンドが、クリスティ晩年の作品「象は忘れない」を予感させる「象は忘れる」という戯曲を作ります。
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「書斎の死体」同様、読んだことがないと思っていたら、
殺人事件のシーンで記憶がよみがえった。
これも昔読んだことがあった。
ただ覚えていたのは、殺人シーンとトリックだけ、だったのだが、、
半分くらいで犯人もなんとなく思い出してしまった。
それでも最後まで面白く読めたので、星4つ。
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昔ミステリーにはまったときに買って読んだ本。大人になってもう一回読むと趣が違った。
なかなか意表をつく展開でおもしろいけれども、警察の優秀さが手伝って、マープルの存在感が薄い。
殺人犯した犯人に対して、寛容すぎるきらいがあるのが、なんとなく微妙な後味を残す要因。