紙の本
出版社コメント
2003/11/16 12:36
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投稿者:日本経済新聞社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バイク初の“6大陸横断”男が、今度は特注の黄色いベンツで挑む、116ヵ国・25万キロの旅。戦乱、砂漠、ジャングル、そしてロシアン・マフィアからイグアナ料理まで、危険一杯・魅力たっぷりの痛快投資紀行。
■著者紹介
ジム・ロジャーズ
1942年生まれ。イェール大学卒業後、オックスフォード大学ベリオル・カレッジ修了。米陸軍に従事した後、ウォール街で働く。国際投資会社クォンタム・ファンドを共同で設立。10年間で4000%を超える驚異的なリターンを実現(同期間のS&P500の上昇率は50%以下)。37歳で引退を決意するが、その後も、自分の資産を運用するかたわら、コロンビア大学ビジネス・スクールのファイナンス教授、WCBS「ドレイファス・ラウンドテーブル」、FNN「プロフィット・モーティブ」の各司会者などとして活躍。同時に、生涯の夢であったバイクによる世界一周、6大陸横断10万マイルの旅を成し遂げる。その記録はInvestment Biker(1994、『大投資家ジム・ロジャーズ世界を行く』)として出版された。現在、フォックス・ニュースその他にコメンテイターとして登場。
ホームページはwww.jimrogers.com
<訳者>
林 康史(はやし・やすし)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科非常勤講師・東北財経大学客員教授。大阪大学法学部卒業。東京大学修士(法学)。
<主な訳書>
『ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法』(共訳)
『相場のこころ』(監訳)
『デイトレード』(監訳)など。
望月 衛(もちづき・まもる)
大和投資信託審査部。京都大学経済学部卒業。コロンビア大学MBA。CFA、CIIA。
<主な訳書>
『バブル学』(共訳)
『投資の心理学』(共訳)など。
■目次
1 黄色いベンツ
2 若いトルコ
3 中央アジアの迫りくる破局
4 中国に最高の資本主義を見た
5 新アジア危機——女が足りない
6 デジタル・モンゴル
7 結 婚
8 アフリカ上陸
9 ガーナのブローカー
10 踊る修行僧
11 アラビアン・ナイト
12 6000万人が罪を雪ぐ
13 マンダレイからの道
14 ラパスの探偵ごっこ
15 父の墓
16 家路、再び
訳者あとがき
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超有名投資家の冒険紀。世界中で投資をしながら好きな女と旅する。知性と勇気を持つ男でありたい、と思わせる。
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年下の奥さんと黄色い特注のベンツで世界中を旅して投資する、旅行記+世界史+政治経済みたいな本。世界のいろんな国の歴史や出生率やその他いろんなことについて語っていたけど、ちゃんと理解できなかった。とにかく、おカネに余裕があればこんな旅がしたい。
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この本の著者は、ジム・ロジャーズと言って、伝説の投資家です。投資家の中ではかなりの有名人だと思います。僕も知ってたくらいですから。
この旅行記は、そのスーパー投資家が特注ベンツに乗って、世界中を数年かけて旅してまわるというものです。誰も旅行なんかで行かないような超マイナーな国から日本に至るまで、投資家の目で世界を描写しています。その旅の雰囲気は深夜特急的なストイックさがあり、その一方、超大金持ちですから、各地で不動産を買ったり株を買ったりもします。ボロフェリーの中で寝袋で寝ることもあるし、当然のように豪華なホテルにも泊まります。そのギャップがまた小気味よいのです。
うーん、読めば読むほど、理想の生活だなあと思ってしまいます。
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バイクの次は黄色いベンツで世界を回る。前回と女性のパートナーが違っているのにびっくり。中国礼賛、インドぼろくそ。
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この本が僕とジムの出会いでした。ただの旅好きであった僕が、投資に興味を持つきっかけとなった記念すべき本。
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大投資家ジム・ロジャーズ世界を行くの続編です。今回は世界一周もバイクから、黄色いベンツの改造車になっちゃった。ちょっと歳とっちゃったかもジム・ロジャーズ。前回より快適そうです。投資家にはバイブルです。
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世界中を旅して、その現地で見たものを基準に投資をしている人です。もともとはジョージソロスとともにファンドをやっていた人です。ヘッジファンドの先駆けでしょうかね。おれも投資で成功を収めたら世界を飛び回ろうと思います。大金で出来る投資は人の為に出来ることが多いですからね。やはり実際に足を運ぶと言うことが大事なんだと思います。日本のエリートは金出してあとは知らないなんてよくある話です。アフリカのある国では日本人は一回でも来るべきだと言う話が出ていました。森喜朗元首相だけだそうですね、実際に見に行ったりしたのは。彼は胡散臭そうに見えて人としてちゃんと行動出来るところがとても評価出来ます。高速の情報化が進んでもこうやって足を運ぶ大切さを教えてくれる本です。
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放浪旅行というと、普通は「お金のない側」からの視点で描かれることが多いけど、この人の場合は、投資家という「お金がある側」から見た世界になっているところが、他とは一線を画している。
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世界中を旅して、投資、儲ける、遊ぶ。
理想の生き方をココに見た。でもそれから5年、、何にも変わっていない自分が。。
自分の目で見て、自分で判断して、結果を引き受ける。それでこそ人生ですかね^^
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冒険投資家、ナイス響き。
投資界のインディージョーンズが、自らの車で地球世界一周の旅に出ながら、それぞれの世界のリアルをジムの目を通して、発見していくノンフィクションの旅行記。
車で3年間かけて、地球上を走り回るなんて・・・
考えただけでも、、想像がつかない。。
自分の目を通じて、その国が投資に値するか、今世界がどんな方向に進んでいこうとしているのかを、非常に明快なスタンスで切り込んでいく。
冒険記として読んでも胸躍るし、投資本としても非常に興味深い。
いかにそれぞれの国が自分達のことしか見ず、そのことがいかにそれぞれの国が目指すべき道を誤らせているかということを教えてくれる。
示唆に富む、想いを世界に馳せるには良い作品だと思う。
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今更だが読んでみた。旅に出たくなる。
著者なりの”国”の見方が随所随所に見られる。
後半がやたら駆け足で過ぎていくのはなぜなんだろうか。
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自分がどれだけ小さな世界で生きてるかをしみじみ実感する。
これは楽しい。いくつか行ってみたい場所ができた。
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エマージング投資を考える際のヒントになるだろう。もちろん、著者のバイアスはあるだろうが、投資をしているものであれば、ジム・ロジャースのバイアスは全く問題ないだろう。
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こんなに内容の濃い冒険譚(旅行記)は、読んだことがない。
もっとも有名な投資家ひとり、ジム・ロジャースが特別仕様のベンツで世界をその目で見て回った旅行記。
ただの旅人でも、冒険家でもない、聡明な目を持った投資家の旅行記を興味本位で読みはじめたが、内容の濃さに驚いた。
ジム・ロジャース、やはりただものではなかった「あたりまえだ)。