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ミリガン運送、社員は冒険好きの社長のロイドと腕利きの女性パイロット二人だけ。そんな超零細運送会社、ミリガン運送。ロイドの「冒険」のツケを払うため、大戦の危険な遺物、思考機雷の漂う宙域を抜ける、危険な仕事を引き受けることになる。 キャラを押し出した、ライトな文体ながらきちっとSFしているのは見事。SF好きにも嫌いにも、な一冊。
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かつて富士見書房から出版された野尻抱介の処女作。
オンボロの宇宙船で積み荷を運ぶ運送会社(運び屋)にスゴ腕のパイロットと無茶な相棒。ある意味古典的ともいえるスペースオペラのストーリーテリングにバッサリと斬り込んで来る才能あるけど気の弱い少女の、対比が楽しい。
多少粗いところもあるけれど、王道のSFでありながらそれにリアリティを持たせるのは、綿密な科学考証と、息づくキャラクターの描写。
正統派ジュブナイルでありながら、SFファンも納得させる説得力を持った小説。
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ミリガン運送の社長ロイドと女性パイロットのマージは、愛機アルフェッカ号を修理するため、惑星ヴェイスへと向かう。だが、その軌道は『大戦』の負の遺産である機雷原に覆われていて、地上との交易はたった1社の企業に独占されていた。負債と冒険心に追い立てられたロイドはヴェイスへの輸送を請け負うが、機雷原を通り抜けるには優秀なナビゲーターが必要だった。という筋。
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機雷源に覆われた惑星。
そこにたどり着くには、機雷の動作を訓練したナビゲーターがいなくてはならない。
面白いっす。
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amazonで野尻 抱介さんの他本が人気だったようなのできになって。まずは初期作品をと。夢中になってよむというかんじではなかったですが、読みやすかったです。
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派手なドンパチは無いが、くいっと展開の変形スペースオペラと読んだ。2/3の量で中篇に仕立てたら、さらにすっきりでは。シリーズ次作を読みたくはなった。SFガジェットを使いつつ、アイディアよりストーリーで読ませるベクトルを感じた。
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SFといっても「スペースファンタジー」のほうは本来あまり好みではないのですが、
クレギオンシリーズだけは例外!!
キャラクターの魅力、文章力、シナリオの練度、すべて安定していて、個人的には文句の付け所ナシ。
実際に近い将来こんな世界が待っているような錯覚さえ感じます。
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運送会社が主役という、なんともユニークなスペオペ。キャラクターが魅力的で読んでいて楽しいです。ぜひとも続編を読みたいなあ
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続いて同じ作者を試す。初期の作品で「クレギオン・シリーズ」と呼ばれるらしい。登場人物は極小で、おっさんと美人おねぇさんと美少女トリオのスペースドラマらしい。
全編を3分で見切って、今後はこのシリーズは読まないことに決めた。落差が大きすぎる。
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全巻再読
各巻ごとで1話の全7巻
宇宙舞台の運送屋三人組冒険小説
各話ごと宇宙を舞台にしている意味がきちんとある
SF小説としての上質さはもちろん
ライトノベルな『ロケットガール』に対して
ジュブナイルふう寄りな主人公たちの描きかたが
全体の構成上とても活きている作品
安全ではないが明朗健全元気な様子が改めて素晴らしい名作