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クリティカル・シンキングをすることは、新しい視点で物事を見ることです。自分の考えを批評し、思考を意識化することが重要である。
何故このような事が必要かというと、人間は誰でも自己中心的に考える傾向にあり、自分自身の思考や感情についてはほとんど何も知らないということが多い。そうすると公平さを欠いた視点でしか物事を見ることができず、創造的な思考に至らなくなるという悪影響がある。よって、クリティカル・シンキングを行うことで「自分を知る」ことが重要となるわけだ。具体的な実施方法は以下の通り。
1.「無駄」になっている時間を使う
2.1日に1つ何か問題を考える
3.知的基準を身につける
4.自分の考えに関するジャーナルをつける
5.方略的思考を実践する
6.自分の性格を変えてみる
7.自分のエゴと向き合う
8.自分のものの見方を再考する
9.自分の感情と向き合う
10.集団から受ける影響を分析する
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実践編では、1日を振り返る際の視点の例がいくつも明確に挙げられていて、さっそく取り入れられる内容であった。
今日、自分が行った言動を振り返り、果たしてそれがより客観的なものだったか、正確なものだったか、明瞭なものだったかなどいくつかの視点で振り返り、自省していきたい。
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保母さんが園児を諭すように教える「自己評のやりかた」の本です。さくさく読めます。
読み進めるうちなんだか小バカにされている気がするほど、ゆる~い言葉づかいです。
荒ぶる過剰な自意識を沈めたいとき、小理屈が頭の中で醗酵し自家中毒気味なときには、この本ぐらい目線を落としてくれた説明文のほうが効能があるかもしれません。
章・節末ごとに「あなたなりに回答してみましょう」というエクササイズがついていて、回答例が情けないほど頼りないあたりも、かなりあざとい。
茶化し甲斐はある本です。
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初めの方は物事を論理立てて考える練習のための課題がいっぱい。
後半はクリティカルシンキングがなぜ大事か、どういう場面で活用されるか、各学問分野での応用など。
そもそもクリティカルシンキングが自分が思ってたのと違うかった。単に反対の立場で考えるってだけじゃなく、論理、道徳、公正さなどあらゆる側面から思考すること。かな。
そんな感動って感じではなかったけど、新たな発見はあった。すぐ読めるので興味あればって感じです。