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ぼくの見た戦争 2003年イラク みんなのレビュー
- 高橋 邦典 (写真・文)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:ポプラ社
- 発行年月:2003.12
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紙の本
アメリカがイラクを開放してくれたお陰で写真をとることが出来た高橋君
2004/05/21 18:09
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
湾岸戦争以前、イラクにいって写真をとったところ
サダムフセインの秘密警察が飛んできてそのまま監獄
にぶち込まれた人が多数いる。かつてバグダッドに
駐在していた商社マンMさんもその一人で、彼は
発狂寸前まで精神的に追いつめられている。その
模様は「バグダッド幽囚600日」という本にまとめ
られたが残念ながら今は絶版である。湾岸戦争後も
フセインの暴政・拷問は続き虐殺はずっとずっと
続いていたのだ。しかしその模様を写真に取ろうと
いう勇気ある人は、この高橋君含め一人もいなかった。
高橋君がなぜこんな写真を撮影し、それを本にして
出版し銭儲けをすることが出来るのか。それは空より
も広く海よりも深い度量をお持ちのアメリカ軍さまが
高橋君の撮影を許し、自由に行動させてくれたから
である。従って高橋君はこの写真集の冒頭にアメリカ軍
さまへの感謝の言葉を並べるべきだった。しかし
あろうことかこの写真集はアメリカ軍さまに感謝する
どころかむしろそれを糾弾し非難する内容となって
いる。恩を仇で返すとは高橋君みたいな人のことを
いうのではないのか。フセインに殺された人は
30万人を下らないといわれている。その模様も
きちんと撮影して初めて高橋君の写真集は完結する
はずだし高橋君にはそれを完結させる義務があると
思う。偏向した思考で凝り固まらず幅広い複眼的
視野を高橋君には是非身につけてもらいたいと切に
祈らずにはいられない。
God save AMERICA!
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